こんばんは(^-^)
先週のびん沼釣行の最後に、ヘラ氏が持っていかれた竿を救出したお話をしました。
川の中央まで持っていかれた竿にハリを引っ掛けて無事救出する事が出来ました。
その時は竿を回収した時も魚が掛かった状態でした。
へらぶな釣りのハリはスレ針、バーブレスフックです。
小さな口なので、当然ハリ自体もとても小さいです。
そのハリが口に1本だけかかった状態で、川の中央まで引っ張っていき更に回収が出来ました。
つまり、しっかりとハリが掛かっていればバーブレスフックはそう簡単に抜けるものではないと改めて感じる瞬間でした。
こちらは私の使っているマスバリです。
右は市販されている状態、左はルーターでバーブを削ったものです。
元々、とても小さなかえしなので、それ程影響はないのではないか?と思い、実験してみました。
釣具屋さんでルアーを買ったときに入れてくれた紙袋にラインを結んだハリを刺してみます。
少しずつ力を入れて、針を貫通させてみます。
紙は一枚です。
バーブレスフックはスッと貫通しました。
軽い力で刺さる事が分かります。
続けてバーブつきを試してみました。
引っ張っていくと、針先がまず刺さって、バーブのところまで刺さります。
これはよく言われる、フッキングの甘い状態ではないでしょうか。
この状態でジャンプされれば、簡単に外れる事が分かるでしょう。
さらに力を加えていくと完全に貫通しました。
この状態ならば、簡単に外れる事はありません。
本当に小さな返しが付いているマスバリでもこれだけの差が出ることを体感する事が出来ました。
実際の釣りでは、もっと距離があるのでラインの伸びがあったり、ライトリグだとロッドのパワーがなかったりという事が考えられますので、もっとフッキングが難しいはずです。
さらにバスの口は硬くて厚みがあります。
完全に刺されば、そう簡単に抜ける事はないはずです。
管理釣り場のトラウトやへらぶな釣りで魚をリリースする場合、糸を緩めるだけではまず外れません。
ハリを掴んで捻ったり、リリーサーを使って外します。
へらぶなのハリはこの小さな口を相手にするのでとても小さいですが、簡単には外れません。
鮎釣りのハリもスレバリです。
しかし、この様に豪快な引き抜きをやっても外れません。
ガッチリ掛かればそう簡単には外れないはず。
フッキングの良さのメリットの方が大きいかと思います。
比較的至近距離でパワーのあるタックルを使うカバー打ちの様な釣りならば問題はないですが、パワーのないタックルを使っての釣りや距離のある釣りでは、バーブレスフックは有効な方法かもしれませんね。
こちらはビックバドです。
現在のビックバド大ブームに刺激され、私も今日中古で買ってきました。
あ、大ブームは一部の方達でした...
ビックバドのフックをみると、豪快なかえしが付いています。
バドは比較的乗りにくいルアーではないでしょうか。
バーブレス化する事により、少しは改善できるかも知れません。
まあ、ハリごと交換する予定ですが...
そもそも手が痛くて、バドは投げられません。
関節部分が痛み出しました。
曲げた時にカクカク言うようになってしまいました。
曲げるとかなり痛みます。
また病院で見てもらおうかな...
キャッチアンドリリースの代表の様な釣りであるバスフィッシングで何故バーブレスフックが浸透しないのか不思議な気がしますね。
そういった面もありますが、フッキングの良さは間違いないと思います。
もっとバーブレス化を進めて、検証して行こうと思います。
それではまた(^-^)/