こんばんは(^-^)
今週も家庭のアレで釣りに行く事は出来ませんでした。
なかなか厳しい季節になってきた様ですが、やはりフィールドに行きたいですね。
今日は家にいたので久しぶりにリールのメンテナンスをしました。
先日ちょっとご紹介しましたリールです。
こちらはメガバスさんのリール、パガーニR100です。
I
Sシリーズやゾンダの様にダイワさんのリールがベースにはなっていません。
五十鈴工業さんのリールがベースになっています。
業務・資本提携をダイワさんとメガバスさんは結んでいますが、この様な事も可能なんですね。
パガーニはトラウトベイトの先輩たちの間で大流行です。
私も以前から気になっていたリールなんです。
そんな事もあり、キャスティングふじみ野店さんの中古コーナーで見つけて買ってしまいました。
このパガーニはアブの丸型などと同様にレベルワインドがスプールと連動しています。
丸型リールはスプールとレベルワインドの距離が近いのがネックだと思いますが、そこを解消する素晴らしいアイデアだと私は思います。
少しだけびん沼で使いましたが、トラブルなくスムーズにラインが出る印象でした。
この連動システムが役立っているのは間違いないと思います。
このパガーニR100の最大の特徴と言っていいと思う、スポークスプールです。
本家五十鈴さんのリールは通常のスプールになっていますが、これはメガバス流のアイデアです。
いわゆる「シャロースプール」です。
同じ素材の厚みでシャロースプールを作れば重くなりますが、すこしパガーニの方が軽いようです。
浅溝で僅かでも軽いのは軽量ルアーキャストには大きな意味があると思います。
見た目も美しく、メガバスらしいアイデアだと思いました。
ハンドル周りも最初からこの様な感じになっています。
いい雰囲気がありますね。
大きさはカルカッタコンクエストの50クラスぐらいです。
コンクエスト51も売っていて、ちょっと悩んだのはナイショです(笑)
ちょっと気になたのはサムバークラッチではない事。
この横についているクラッチはなれないと厳しそうだなと思いました。
まあ、これみたいなものでしょうか(笑)
びん沼で使ってみた時もそれほど違和感なく使えました。
逆にパガーニから別のリールにチェンジした時に違和感を感じてしまいました。
パーミングカップ側はこの様なデザインになっています。
R100はこのカラーのみの様ですが、P200やP300には色々なカラーが設定されています。
これがどのカラーもカッコいいんです!
見ているだけで嬉しくなってしまうリールだと思います。
箱もこの様な缶の入れ物なんです。
パガーニはここからこだわって作っているんですね。
重さをはかってみましょう。
220グラム、意外と軽いですね。
普段160グラム前後のリールを使っているから重たく感じますが、十分ではないでしょうか。
ロッドとのバランスが大事ですね。
説明書を見ると255グラムと書かれています。
誤差というレベルじゃないですね。
これは間違いじゃないでしょうか。
部品展開図があります。
これを見ながらばらしていきましょう。
ハンドル側のネジを手で回して外すと外れます。
そしてスプールも外せました。
いつもやっているリールとは構造が異なります。
慎重に少しずつやっていきます。
スプールにベアリングがついています。
外して洗浄しましょう。
Eリングを外すとベアリングが外れました。
パーツクリーナーで洗浄、オイルをさしました。
ご覧の通り遠心ブレーキが搭載されています。
しかしブレーキブロックが付いていません。
箱にもありません。
メガバスさんに問い合わせてみた所、ブロックは1500円ぐらいで取り寄せる事が可能とのこと。
...しばらくノーブレーキで使ってみましょう(笑)
ハンドル側にもベアリングが付いています。
こちらも外して洗浄、オイルさしをしました。
固定されているのは5角形のピンでとまっています。
いたって普通の固定方法ですね。
ハンドルまわりを外しました。
このハンドルノブは外せないのでしょうか?
部品展開図でもハンドルは一体化されています。
軽量化も考えると交換もありかもしれませんね。
ばらして気がつきましたが、このリールはハンドルファスナーが取れてしまっていました...
やっぱりハンドル交換しようかな...
ビスを外すと内部が見えてきます。
とても綺麗な状態でした。
クラッチまわりは外すと面倒なので今回は手を出しませんでした。
メインギアを引き抜こうとするとこんな感じにシャフトの部分も外れてきました。
ギア周りは洗浄してグリスを塗りました。
とても小さなギアでしたね。
ちなみにこのリールはギア比5.1:1、ハンドル一回転で50センチ巻けるそうです。
このローギアは武器になると思うし、楽しめるものだと思います。
ちなみにスプールの重量は21グラムとかなりの重さですね。
パーミングカップ側にもレベルワインドと連動する為の仕組みがありますが、写真を撮り忘れました...
まあ、スプールについている歯車をレベルワインドと連動させているだけですけどね。
ここは回転に大きく影響があるぶぶんなのですべてばらして洗浄しました。
先輩方は夜な夜なこのあたりを磨いているそうですけど(笑)
組むのに手間取ってなかなか上手く組み込めませんでしたが、最終的にはかなりスムーズになったのではないかと思います。
とても美しく、実際の釣りでも気持ちよく飛んでくれるパガーニR100、バスフィッシングだけでなく管理釣り場のトラウトでも活躍してくれる事でしょう。
この今のリールにはない「ローギア感」を私は楽しもうと思っています。
それではまた(^-^)/