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LTXはLTZへ?

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おはようございます(^-^)


しばらくブログに登場していなかったレボLTX、実はある計画が進行していました。

本来2013年の年末に完了しているはずでした。



こちらが私のLTX、ちょっとだけ紫を入れてとても気に入っています。



こちらのパーツをピュアフィッシングさんから取り寄せました。

アブのパーツは3ヶ月とかかかるのが当たり前と聞いていたので、気長にまとうと思ったら10日ぐらいで届きました。

こちらはレボLTZのパーツです。



袋からだしました。

こちらはギア周りのパーツです。

LTZはLTXが進化したリールといえると思いますが、まったく新しい機能としてドラグクリッカーが搭載されました。

スピニングリールでドラグがすべるとチキチキ音がなるアレです。

ベイトリールにはドラグはいらないみたいな異見もあるとおもいますが、よりライトラインを使った釣りをする様になりました。

このドラグクリッカーがあるとより繊細なドラグ設定が可能になります。


LTXのカバーをあけました。

メインギアとピニオンギアを交換します。


LTXはギア比7.9:1、LTZは8.0:1と微妙にギア比が上がっています。

ピニオンギアを比較していますが、ほとんどわかりませんね。



こちらはメインギア。

凹みが入っているほうがLTZのものです。



大きさはほぼ一緒ですね。



ばらしてリールを綺麗にしていきます。


そしてギアを組み込んでいきます。

メインギアをセットして、ドラグワッシャーを入れました。



そして音を出すためのギザギザのプレートを入れます。



その上にドラグワッシャーをもう一枚。



そして音をだす部品を入れます。

爪がギザギザのプレートに引っかかり、音を出します。



そしてまたドラグワッシャーを入れます。


そしてプレッシャープレートをかぶせて終わり...なのですが、大きすぎます。

LTXとLTZはプレッシャーワッシャーの大きさが違いました。

これも頼む必要がありました。

ああ、大失敗。

もう年末だったので、部品も注文できないのでLTXのギアに戻そうとしたらヨークスプリングを曲げてしまい、元にも戻せない最悪の状況となりました(笑)


そして年明け。

初出勤の日に釣具屋さんに注文。

数日後に電話がかかってきて、「日本に部品がないらしく、時間がかかるそうです。」

まあ、時間がかかってもないと困るので待つことにしました。

更に「追加で注文いただいたものが修理対応品の為、リール預かりになるそうです。」

LTZのパーツをLTXに組み込むのでそれは仕方がないので諦めました。

別のものも注文しましたが諦めることにしました。


それからがこない...

そして5ヶ月ほどしてようやく届きました。

アブ、恐るべし。

最初の注文の時はタイミングが良かったようです。

すぐにくる場合もあるみたいですよ。



こちらが届いたパーツです。

プレッシャーワッシャー、ヨークスプリング、そして来ないと言われていた、マグネットブレーキのプレートが来ました。

どうやら取り寄せ出来ないのは裏側に入れる、金属のプレート。

磁石をくっつけるものです。

まあ、何か鉄板みたいのを裏に入れればいいでしょう。

このマグプレートが来たのはラッキー、7つネオジム磁石を入れることが出来ます。



ギアを組み込み、プレッシャーワッシャーをセット。

こんなに小さいんですね。

これで音が出るはずです。



こちらがLTXノーマルのブレーキ部分です。

5個のネオジムがセットできます。

ネオジムは厚いものに交換して強化されています。

だいぶ快適になりましたが、LTZの7個のやつだと更によくなりそうですね。



パーミングカップから磁石プレート部分を外します。

ネジを3本取ればOKです。




どうやって外すのだろう?と悩みましたが、裏側をみると部品が爪で引っかかっています。

ここを回せば取れるようです。



外れました。



左側がLTX、金属のプレートをLTZに移植します。

しかし端のふたつは届きません。



適当なワッシャーをきって、磁石を貼り付けました。

ふっても取れないから大丈夫でしょう。

駄目ならば、鉄板を買ってきて切れば簡単に作れそうです。

とりあえずこれで行きます。



パーミングカップに取り付けて、ネオジムも7個付けました。

2.5ミリを5個、2ミリを2個です。

全部2.5ミリにしたいですが、ないのでとりあえずこれで。



最初の構想から約半年で完成したLTXです。

長かったですね。


シャロースプール

ZPIフィネスノブ

7個のネオジム

ドラグクリッカー

ギア比8.0:1


LTZと同じ仕様になった様なものです。

ブレーキのダイヤルはLTXのままなので、LTZにはなっていませんね。

LTXに勝っているのは軽さだけ。

しかし精度はLTZの方が上でしょう。


私のブログを見て、LTX、LTを購入して改造してみようと思われる方がひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。
しかしオススメはできませんね。

LTXは買った状態で私のLTXとほぼ同じ仕様。

少し高くてもLTZを買われる事をオススメいたします。

黄色いラインが気に入らない?剥がせばいいだけです。


私はLTXを持っているので、LTZ購入は見送りました。

でも持っていなければ買っていたかもしれません。

「つるし」の状態で相当なレベルのリールです。

ベイトフィネスリールをお持ちでない方にはオススメしたいリールですね。


私の様に「いじる所がない」リールが面白くないと感じる、変わり者ではない普通の方にはご満足頂けるのではないでしょうか。

多分私がLTZを買っても何か物足りなさを感じるのかもしれませんね。

楽しみ方は人それぞれ。

ベイトタックルを使ったフィネスの世界はバスだけでなく、ソルトや渓流、エリアトラウトへと広がっています。

ピュアフィッシングさんの広告にも多くの釣りへの可能性が書かれています。

もうベイトリールはバスフィッシングだけのものではありません。

可能性を広げるためにピュアフィッシングさんはドラグクリッカーを付けたのでしょうか。

手でドラグを滑らした感じでは、やはりあったほうがスムーズにラインが出る印象でした。

久しぶりにLTXを持って釣りに出かけます。

はやく雨がやんでほしいですね。





昨日は娘の誕生日当日。
家族だけでまた外食しました。
しゃぶしゃぶ食べ放題でギブアップ(笑)
沢山食べて大きくなれよ!

それではまた(^-^)/


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