皆様、おはようございます。
昨日の事ですが、我が家の大切な家族である、ネコの「ラビ」が手術をしました。
非常に辛い選択でしたが、まだ4歳のラビのこれからを考えて手術をお願いしました。
■我が家の家族になった「ラビ」
ラビとの出逢いは私がびん沼でバス釣りをしている時でした。
私の宝物「生鮒」がスナップの破損で対岸付近まで飛んで行ってしまいました。
「生鮒」は私にとって本当に大切なものです。
急いで対岸に渡り、生鮒が浮いていないか探しました。
その時にいたのが「ラビ」でした。
見る人全てにないて訴えかけていました。
私には「助けて」と言っている様に聞こえました。
他にも子猫はいたのですが、明らかに「ラビ」は成長が悪くて小さかったです。
助けてやりたい、でもネコを飼う事は家庭で許可をもらわないといけない。
非常に辛かったですが、「ラビ」に頑張って生きてくれと願ってその場を去りました。
大切な「生鮒」も見つかりませんでした。
帰って「ラビ」の写真を見せると、「連れて帰ってくれば良かったのに」と言ってくれました。
もうその日はびん沼に行くことが出来ず、3日後に「ラビ」を探しにびん沼へ行きました。
もう11月で寒く、数日前には冷たい雨も降りました。
何とか生き延びていてくれと願う気持ちで私はびん沼へ行きました。
すると「ラビ」がいました。
本当に嬉しかったです。
そしてラビを保護、我が家に連れて帰りました。
やはり弱っている様で、鼻水を垂らしていました。
すぐに病院へ連れていき、抗生物質の注射を打ってもらいました。
すると「ラビ」は回復をして、元気になりました。
おそらく生後1ヶ月ぐらいの子猫です。
「ラビ」の存在を「生鮒」が教えてくれたと私は思いました。
大切な「生鮒」を失いましたが、小さな命が助かったのです。
「生鮒」はルアービルダーの「かえるさん」がハンドメイドで作ったルアーです。
「かえるさん」のルアーブランドは「Rubbish Lure」というので、私は「ラビ」と名付けました。
「かえるさん」のご厚意で「生鮒」を再び作って頂きました。
本当に大切なルアーの「生鮒」、「かえるさん」にも本当に感謝です。
■家族になって4年、様子がおかしくなった「ラビ」
「ラビ」は我が家に来て4年が経ちました。
11月21日に我が家に来て、生後1ヶ月ぐらいだったので、「ラビ」の誕生日は10月21日としています。
なので、4歳半ぐらいでしょうね。
最近、ラビは口を閉じても舌を出す様になっていました。
ネコは舌を出してしまう事がよくあり、最初は面白く見ていました。
しかし最近は明らかに出すぎでちょっと口がおかしいのかもしれないと思いました。
病院で診てもらうと、やはり口の状態が良くないそうです。
病院から提案されたのは手術で治すことでした。
体重も減っており、口の状態が悪いのでごはんを上手く食べられていないそうです。
■これから生きていくために、びん沼のネコたちの為に手術を決断
手術は歯を抜くというものです。
私は聞いた時に数本抜く程度だと思ったのですが、全ての歯を抜くというのです。
ネコは歯がなくてもごはんを食べられるそうで、抜いても食事は出来るそうです。
しかしその説明を聞いても歯のない「ラビ」が可哀そうで辛かったです。
でもこのままでは食事もまともにとれず、「ラビ」は生きていけません。
私は「ラビ」に幸せになってほしい、びん沼で死んでいったネコたちのため、野良猫の辛い環境で短い寿命で死んでいくネコの分まで「ラビ」には生きてほしいのです。
なので「ラビ」の手術を決断しました。
最初は戸惑うと思うけど、食事もとれるようになってくれるでしょうからね。
そして昨日、手術を行いました。
生きるためには必要な事、辛いけど「ラビ」に頑張ってもらいました。
■「ラビ」の姿を見て泣いた、でもこれからも大切な家族
私は仕事だったので、会社に出勤をしていました。
仕事が終わり、すぐに家に帰りました。
手術を終えた「ラビ」を抱きしめて、私は泣きました。
「よく頑張ったね」とほめてあげました。
歯がなくなったことで、「ラビ」も違和感があると思います。
ごはんを食べるときも慣れるまで大変でしょう。
これからまだまだ生きていく「ラビ」、必要な決断でした。
歯がなくなっても大切な家族、これからも「ラビ」を大切にしていきます。