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PAMS EDGE PRIDE リニューアル 既存パーツの取り外し

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おはようございます(^-^)

 

本当は昨日、バス釣りに行く予定でした。

しかしカンサード(疲れている)で朝起きられず、釣り無しの週末となりました。

 

本来、試したいことがあったので行きたかったのですが、目覚ましが鳴っても体が動きませんでした。

全然出番のなかったロッドを使って試してみたかったのです。

 

そして思った様な事が出来れば、リニューアルしようと考えていました。

しかし先週は新入社員歓迎会があったからでしょうか、体が動きませんでした。

歳をとると本当に駄目になっていきますね。

 

■パワーのあるロッドでのベイトフィネス、どうなんだろうか?

 

試したかったのは以前にミノーのジャーキングをやろうと、衝動的に買って全然使ってなかったロッドです。

PAMS EDGE PRIDE、古いですが、いいロッドであることは間違いないと思います。

 

ロッドを自作する場合、完全に1から作る場合に選択肢が限られるのがブランクです。

各メーカーさんから出ているロッドで古いけどいいブランクと使っているロッドは多く存在します。

 

私は最近、ロッドのリメイクが意外と理想的な感じがしています。

PAMS EDGE PRIDEも使わずに埃をかぶっていますので、使ってから決めようと思いましたが、思い切って着手しました。

 

 

あまり詳しくないのですが、「PRIDE」というブランドはEDGEシリーズでは上位機種になるのでしょうか。

当時、格安で売っていたので購入を決めたロッドです。

 

 

長さは6フィート、当時では標準的な長さだと思います。

現在ではラインナップにもない長さですね。

 

でもショートロッドは扱いやすくて感度も上がります。

ロングロッドが主流の現在ですが、ショートロッドはいいんですよね。

 

技術の進歩で長くても軽くて感度の良いものが作れるようになっていますので、ラインナップから6フィートはなくなりました。

出しても売れないでしょうが、わかっている人は使う長さですよね。

 

 

このロッドにはTCSという古いリールシートが付いています。

太くて今どきじゃないです。

 

手の小さな私には使いづらいですね。

オリジナル塗装がされていますが、剥がれているので格安になっていました。

 

 

フォーグリップもついており、現在のロッドのデザイン的じゃないですね。

今はフォーグリップなしが主流だと思います。

 

そしてこのフォーグリップのコルクが少し欠けています。

これが格安の理由ですね。

 

 

PAMSのロゴが入っています。

カッコいいので、こちらを残してバランスを考えた結果、フォーグリップを付けるデザインにします。

 

 

今どきのバス釣りアングラーの方はこのロッドを知らないかもしれませんね。

私は当時は手が出ませんでしたけど、

 

 

スペックは「EPGC-604」です。

調べてみると、MHぐらいのパワーみたいで、実際に曲げてみても結構強いです。

 

本当はもう少し下のパワーが良かったのですが、まあこんなロッドがあってもいいでしょう。

今使っているロッドよりもパワーのあるものでのベイトフィネスが気になっていたのでやってみましょう。

 

キャスト時にルアーのウエイトが乗るか気になりますが、魚をフッキングした後のやり取りが楽でしょうね。

カバーの濃い所でのワームの釣りなどに使えそうです。

さすがに釣り堀のエリアトラウトだとルアーが軽すぎてきついかもしれませんね。

 

 

ガイドは古く、傾斜ガイドじゃないです。

おそらくこれを変えるだけで相当違うと思います。

 

ブランクはおそらく未塗装でこだわっている感じですね。

スレッドも黒一色で男らしいロッドだと思います。

リメイクするときも黒一色にしたいと思います。

 

 

グリップエンドにはヤシの木マーク、これをそのまま使うか、新しいグリップエンドにするか悩みますね。

PAMSらしさを残すならばそのまま使いたいですね。

これはその時まで悩みましょう。

 

基本的にブランク以外の部品はすべて交換します。

欲しいのはブランクのみ、後は全てあたらなものにしていきます。

 

■解体して行こう、これが一番大変な作業

 

まずはガイドを外していきます。

ガイドの脚の部分にカッターを入れて、スレッドを切ってしまいます。

 

これでガイドは外れます。

スレッドとエポキシも取り除いていきます。

 

 

この解体作業、ロッドによっては簡単に出来る場合もありますが、このEDGEはかなりしっかり作られているようで、結構大変でした。

 

 

ガイドを外すと、スレッドが巻かれていた部分に跡が残ります。

これを綺麗にしていきます。

 

 

 

割りばしでこすり、大まかに取り除きます。

その後、布でこすると落とす事が出来ます。

エポキシは熱に弱いので、この方法でブランクを傷つけずに綺麗に出来ます。

 

 

しかしこのロッドは本当にしっかり作られている様で、これが限界でした。

ロッドリメイクの場合、絶対に跡が残るので、これは承知の上でやりましょう。

 

■薄いリールシートで操作性をアップ

 

今回使うリールシートはアルプス製のリールシートです。

いつもは富士工業製のECSあたりを使うのですが、フォーグリップを付けるので以前にお試しで買ったこちらを使いたいと思います。

 

 

だいぶ握りやすくなりそうですね。

デザインも今風でいい感じです。

 

 

 

リールを付けるとこんなイメージです。

やはり手の小さな私にはこっちの方がいいですね。

 

 

 

ダイワ、シマノ、どちらでも大丈夫そうですが、シマノリールの方がしっかり締めこめる様です。

両方私は使いますので、安心して使えると思います。

 

■グリップ周りの解体、やっぱりしっかり作られている

 

コルクグリップを外していきましょう。

まずはカッターを入れていきます。

 

 

そしてひたすらペンチでむしっていきます。

 

 

しっかりとエポキシでくっついており、かなり品質の高い製品だと思います。

壊すときは非常に大変なんですけどね。

 

 

残ったコルクやエポキシはやすりやカッターを使ってはがしていきます。

最終的には見えなくなりますので、完璧にはがす必要はないです。

 

 

フォーグリップもはがしました。

ワインディングチェックが綺麗に取れたので、再利用しましょう。

メタルパーツはゴールド系でいきます。

 

 

カッターとやすりで綺麗になりました。

ここまでやれば十分でしょう。

 

 

先端のワインディングチェックはそのまま残しておきます。

40ミリのフォーグリップを付けて、既存と同じ位置にリールシートを装着します。

 

■リールシートは一家に一台のアレで

 

そして一番いやな作業のリールシートの解体を行います。

一家に一台必ずある、ディスクグラインダーを使います。

富士工業さんのカタログなどをみると、カッターで切ってドライバーでこじる様に書かれていますが、カッターでやるのは至難の業です。

 

 

表と裏の2か所に切り込みを入れました。

コルクのアーバーがぎっしり入ってますね。

 

 

そしてペンチでリールシートをはぎ取りました。

しっかり接着されており、かなり外すのに苦労しましたね。

 

 

そしてアーバーもカッターを使って落としました。

リメイクで何が大変かというと、この解体作業が大変です。

 

壊れない様にしっかり作られているものを外すことは本当に大変です。

リールよりもロッドカスタムは難易度は高いでしょうね。

 

■既存パーツが外れて、ブランクのみになった、後は好みで仕上げていこう

 

これで既存パーツが取り除かれてブランクのみになりました。

あとは好みのパーツを付けて行きます。

 

 

短いロッドなので悩みましたが、オリジナル感を出すためにセパレートグリップにすることにしました。

見える部分はカーボンパイプを入れる様に注文したのですが、太くなってしまう事と軽量化を考えてカーボン柄のシートを貼ってしまおうかとも考えています。

 

 

今の印刷技術は凄く、言われないとシートとわからないです。

カーボンパイプが無駄になるかもしれませんが、届いてから検討してみましょう。

 

グリップ周りは既存の様にフォーグリップ付きのコルク、しかしセパレートグリップにします。

ガイドはトルザイトのマイクロガイドセットを注文しました。

 

全く別のロッドになるはずです。

古いロッドでもリメイクで生まれ変わりますので、思い入れのあるロッドをリメイクして使うことも面白いと思います。

 

次はグリップ周りを組み込んでいきます。

これが出来るとかなりやる気になってくるんですけどね。

 

固いベイトフィネススタイル、きっと活躍する場面があると思います。

濃いカバー、大型魚にも対応できますね。

 

それではまた(^-^)/


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