おはようございます(^-^)
バス釣り用のベイトフィネスロッド作成がはじまり、前回はガイドを取り付けました。
本当にロッドクラフトに火が着いて、この後は釣り堀用のロッド、出来れば渓流釣り用のロッドも作りたいと考えています。
ベイトフィネスの釣りといっても、様々な釣り方が確立されています。
ルアーやワーム、リグも様々、ベイトフィネスのロッドも固いものから柔らかめ、先調子にレギュラーテーパーと色々あります。
今回作るロッドは少し硬めです。
私は固めのベイトフィネスロッドが好みで釣りにあっていましたが、今回のロッドは今まで使っていたブラックレーベルPF6101LRBよりも固め、ブラックレーベルを好んで使っていたのも固めでレギュラーテーパーだったからです。
今回はさらに固くてファーストテーパー、新しい釣りの世界を楽しむロッドにしたいと思っています。
大型魚にも負けないパワーがあるロッドに仕上がってほしいです。
■さあ、エポキシコーティング一回目、まずは下塗りをしよう
完全に元を取ったフィニッシングモーターが登場です。
エポキシで一回目のコーティングを行います。
今回もジャストエースさんの柔らかめのエポキシを使用します。
分量はシビアに注射器ではかる必要があります。
くれぐれもエポキシコーティングの時はネコに気を付けましょう。
なんでラビはこの作業をしようとするとやってくるのでしょうか(笑)
そしてエポキシを1:1で入れて混ぜ合わせます。
筆の後ろ側でしつこいぐらいかき回します。
本当にしっかり混ぜることが重要、あまりとしっかり固まらず全てがやり直しになります。
気泡が抜けてくるのを待ちます。
この様に筆でエポキシを塗っていきます。
一回目は下塗りですので、スレッドにしみこませる感じですかね。
エポキシコーティングはまさにトランキーロ、焦っせんなよ!一気に仕上げようとしない事です。
早く使いたくて焦ってしまいがちですが、ここはゆっくりとやっていきましょう。
どうせ週末しか使えませんからね(笑)
そして一回目を塗りました。
リールシート部分の飾り巻き部分です。
ダブルフットの所もしっかりしみこんだのではないでしょうか。
一回塗って乾けば、ガイドが取れる心配はありません。
そして大事な作業があります。
アルコールランプに火が着きました。
これで軽くあぶって、エポキシの気泡を抜いていきます。
本当に一瞬でいいですからね。
やりすぎるとブランクやスレッドが傷んでしまいます。
物事が変わるのは一瞬。
そして24時間回転させながら乾燥させます。
実は寝る前に一度見に行ったら、落ちていました(笑)
固まりかけていたので大丈夫でした。
ECSのリールシート、やっぱり好きです。
ダイワさん、シマノさん、久しぶりにアブさんのリールもいいかなと妄想が膨らみます。
■2回目のコーティング、これで仕上げるのでしっかりやろう
そして24時間経過しました。
2回目のコーティングに入ります。
飾り巻きの部分です。
仕上げで奇麗にしていきましょう。
ダブルフットもまだこれから仕上げですね。
スレッドがあまく、脚が見えています。
しっかり削る事が大切ですね。
シングルフット部分もまだ下地のスレッドが目立つ感じです。
更にエポキシをもっていきましょう。
トップガイドももう少しですね。
一回目なのでこれでいいです。
トランキーロでいきましょう。
2回目もジャストエースさんのエポキシです。
このエポキシは低粘度なので、複数回で仕上げます。
もっと固いものがあって、そちらは一回で仕上げる人に向いています。
でも奇麗に仕上げるならば、複数回塗った方がいいですね。
ずっと買おうと思っていた筆を買ってきました。
ジャストエースさんのナイロン筆です。
今まで使っていたのは限界でした。
新品の筆で奇麗に仕上げたいですね。
そしてエポキシをかくはん。
くれぐれもしっかり、しつこいぐらい混ぜましょう。
2分ぐらいやった方がいいですね。
やはりしっかり固まる印象です。
ジャストエースさんの新品の筆は柔らかく、非常に塗りやすいです。
ようやく買う事が出来ました。
ダブルフット部分に塗りました。
しっかりもって塗れましたね。
もう一つのダブルフットガイドです。
不器用な私にはこれぐらいが限界です。
そしてアルコールランプの登場、芯を出しすぎて炎が大きくて焦りました(笑)
くれぐれも火事には気を付けてください。
ブランク燃えそうですね(笑)
本当に一瞬だけあぶります。
そしてまた24時間回転させて乾燥させます。
完成が近くなってきました。
シルバーのピンストライプに黒のスレッドなので、ブラックレーベルの様な雰囲気がありますね。
飾りすぎないロッドが最近は好みになってきました。
■そして完成!完全オリジナルのベイトフィネスロッドが出来ました!
24時間が経過、エポキシはカチカチに固まってます。
無事に完了したみたいですね。
飾り巻きの部分も奇麗に出来ました。
私は盛りすぎなところがありますが、まあいいでしょう。
ダブルフット、スレッドがちゃんとのってないのが残念ですね。
まあ、自分で使いますから。
シングルフット部分です。
やっぱり盛りすぎでしょうか、膨らんでますね。
ティップの方ですが、これぐらいで仕上がるといい感じです。
ロッドティップも飾りですが、しあがりました。
ピンストライプでティップの位置も見やすいですね。
■最後の仕上げ、カーボンモノコックグリップを接着、
作業効率を考えて、接着していなかったカーボンモノコックグリップを接着します。
これで完成になりますね。
2液性のエポキシ、ジャストエースさんおススメのクイック5で接着します。
名前の通り、5分で硬化がはじまりますので、素早い作業が必要です。
スレッドのエポキシと同様に1:1で2液を混ぜます。
やはりしっかりと混ぜることが重要ですね。
なんでエポキシを使っているとネコがくるのでしょうか(笑)
ラビはこの作業部屋が大好きで私がなにかやってるとすぐに来ます。
そして接着、乾燥を待ちます。
カーボンモノコックグリップはやはりオリジナル感が抜群ですね。
残ったエポキシで硬化状態がわかります。
どうやら固まったようです。
■作業完了、世界で一本のベイトフィネスロッドが誕生
そして完成しました。
世界で1本のオリジナルベイトフィネスロッドが出来ました。
そして体重測定、
105.9グラム、軽く出来たのではないでしょうか。
シマノさんのリール、カルカッタコンクエストBFSを乗せてみました。
ダイワさんのリールでも問題ないです。
雰囲気がありますね。
軽いロッドだから、ロープロリールの方があってるのかもしれませんが、私はコンクエストBFSが好きなのでまずはこれで使ってみたいですね。
その後、アルデバランやプレッソベイト、ピクシーなどを試してみましょう。
フォーグリップ部分のワインディングチェックも理想通りツライチでおさまっています。
これが私の理想、飾り巻きも入れて正解ですね。
そしてフタをしないカーボンモノコックグリップはこだわりです。
どれぐらい感度に影響するかわかりませんが、構造的にはフタがない方が信号が伝わりやすいそうです。
ラインを通して曲げてみました。
ガイドが取れることはなく、ほっとしました。
Ex Fastのブランク、やはりティップ部分のみが曲がる感じですね。
バットのパワーで大型魚も寄せられるのではないでしょうか。
さあ、あとはフィールドでのテストです。
使用感が気になりますね。
私は最終的に全てのロッドをオリジナルのものにして、市販品そのままのものは無くして行く予定です。
バス釣りでベイトフィネスの釣りは私の中心的な釣り、このロッドも活躍の場が多くなると思います。
少し柔らかめのEDGE、そしてパワーのあるこのロッドと使う場面は変わってきます。
フィールドでの活躍が楽しみですね。
バスを手にして、本当の完成になります
それではまた(^-^)/