おはようございます(^-^)
私にとって特別なリールがあります。
ダイワさんのTD-Zシリーズです。
若い頃、買うことが出来ない憧れのリールでした。
今のスティーズシリーズのベースになっているのは間違いなくTD-Zです。
ダイワさんがTD-Zの後継機がSS-SVと言っていますが、後継機はスティーズです。
基本的にスティーズとTD-Zは同じ作りになっているので、十分使えます。
今のスティーズは新設計になってますけどね。
そんなTD-Zシリーズも私のフィネススタイルで出番が少なくなっています。
大好きなリールなので、フィネスチューンをして復活させようと思っています。
軽いルアーやワームをキャスト出来て、バス釣りはもちろん、渓流釣りや釣り堀でも活躍出来る様にしたいと思います。
使っていなかったパーツが役立つ時が来ました。
■二つのTD-Z、どちらも魅力的
今回チューニングするのがこちらの2台のTD-Zです。
グリッピングレフトのTD-Z103HLと右巻きモデルの鏡写しのTD-Z103MLです。
グリッピングレフトのTD-Z103HLは撃ちものには最高の形状だと思います。
そしてTD-Z103MLは鏡写しの様で、実際にはちょっと違うんですよね。
この31ミリのフィネススペシャルスプールを装着していきます。
TD-Zは34ミリ、ピクシー系の31ミリになる事で、軽いものを投げられるようになるはずです。
■まずはTD-Z103MLから
まずはTD-Z103MLからやっていきましょう。
かなり手が入っているリールです。
こちらのTD-Z103MLはスティーズの7.1:1のギアに交換してあります。
ハンドルはスタジオコンポジットさんのカーボンハンドル、ノブはSLPワークスさんのコルクノブでスティーズのスタードラグが付いています。
スプールはSVスプールに変えてあります。
ついでにギアのグリスアップも行っていきます。
まずはハンドルを外しました。
スプールを外しました。
SVスプールは別のリールで使います。
ネジを外してカバーを開けました。
ギアが見えてきました。
ギア周りはパーツクリーナーで古いグリスを落とします。
ギアグリス、ドラググリスを塗って再度組み込みます。
そしてカバーを取り付けます。
フィネススペシャルスプールをZPIさんから発売されていたフィネスリングを使い装着していきます。
このスプールはアルミテープチューンをしてあり、ブレーキが強化されています。
貼るだけでかなり違いますよ。
フィネスリングをパーミングカップに取り付けました。
はめるだけです。
そして本体側にもフィネスリングをはめました。
これで31ミリのスプールが装着出来ます。
そしてスプールを取り付けて完成になります。
スプールがぴったり収まりました。
私の以前のブログ画像になっていたTD-Z103MLがフィネスチューンで生まれ変わりました。
かなり軽いものも投げられるでしょう。
■そしてTD-Z103HLもフィネスチューン
続けてグリッピングレフトのTD-Z103HLをやっていきます。
ハンドルは交換するので売却してしまいました。
新しいハンドルがもうすぐ届きます。
もう一つのフィネススペシャルスプールはアルミテープチューンがされていません。
こちらもやっておきましょう。
ローターに貼るだけです。
明らかにブレーキ力がアップします。
TD-Z103HLもギアのグリスアップをしていきます。
ドラグの動きもイマイチなのでギアグリスを塗りなおします。
スプールを取り外しました。
メガバスのISスプールが付いているので、十分フィネスの領域まで使えるのですが、このスプールは別のリールで使います。
カバーを外してギアが見えてきました。
ハンドルがオフセットしているので、ちょっと特殊な構造ですね。
メインギアを外しました。
ドラグワッシャー等を分解していきます。
パーツクリーナーで古いグリスを落とします。
汚れを落としてグリスアップが基本ですね。
そしてギアグリスとドラググリスを塗って再セットしました。
これで快適になると思います。
そしてカバーを取り付けました。
フィネスリングを取り付けていきましょう。
まずはパーミングカップ側を取り付けます。
もちろんはめるだけです。
本体側にもフィネスリングを装着しました。
そしてスプールを取り付けて完了です。
私のスタイルはピッチングが多いので、このTD-Z103HLは理想的な形状なんですよね。
そしてハンドルが到着しました。
安いカーボンハンドルを見つけたのでお試しに購入してみました。
思った以上によく出来ています。
取り付けていきましょう。
ハンドルノブを取り付けました。
今回もSLPワークスさんのノンコートコルクノブを採用しました。
本当にこのノブはいいですよ。
軽くて滑りにくい、操作する部分としては最高だと思います。
そしてハンドルを本体に装着して完成となりました。
なかなかカッコいいですね。
アベイルさんのハンドルばかり使っていましたが、久しぶりにカーボンハンドルを取り付けてみました。
やはり攻めているイメージになりますね。
生まれ変わったTD-Z103HL、どんなパフォーマンスを見せるか楽しみです。
スティーズエアやアルファスエア、シマノさんのアルデバランなどいろいろありますが、TD-Zも使っていこうと思います。
■まだまだ現役、特別なリールのTD-Z
TD-Z103MLは171.7グラムでした。
十分軽いですね。
TD-Z103HLは187.0グラム、このリールが出る時にアンダー200グラムと騒いでいた頃が懐かしいです。
グリッピングレフトなので、これぐらい重量があってしっかりしていたほうが安心感はありますね。
31ミリスプールで生まれ変わったTD-Zの2台、まだまだ現役です。
スティーズエアやアルファスエアの様には行かないでしょうが、十分使えるフィネスリールだと思います。
自作ロッドでこのリールを使って釣れたら最高です。
大型魚も釣っているこのリール、また思い出を作りたいですね。
やっぱりTD-Zはカッコいいですね。
ダイワさんの傑作だと思います。
私のあこがれたリールが現代に甦ります。
最新のリールもいいですが、思い出のリールで釣りをするのも楽しいですよね。
早く釣り場に行って投げたいです。
あともう少しですね。
それではまた(^-^)/