こんばんは(^-^)
週末の2日連続びん沼釣行では季節も進み、期待していましたが残念な結果となってしまいました。
全く釣れていない釣行記にもかかわらず、本当に多くの方からコメントを頂きました。
心より感謝いたします。
とても難しいびん沼ですが実際に釣ってる方もいる訳で、攻略法はあるはずです。
私はまだびん沼にそれほど通っていません。
全く釣りをしていない場所もたくさんあります。
もっと通って釣れる様に頑張って参ります。
何故釣れないと言われるびん沼に通うのか考えてみましたが、浅い所での釣りがメインなので、釣っていて面白いからかもしれないと思いました。
目に見えない部分に何か沈んでいたり、ブレイクがあったりともっと知る必要があります。
釣り方もその場所にあった釣り方も選ぶ必要があるでしょう。
でも「○○で釣りたい」といった事もあります。
私は出来れば巻いて釣りたいです。
自分の理想の釣りをやりつつ、状況にアジャスト出来る様に通っていこうと思います。
これからも釣れない釣行記が続くかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
今日ご紹介するのはTD-Zです。
私のイメージ画像にもなっているTD-Z 103MLではなく、もう一台TD-Zがあるんです。
グリッピングレフトモデルのTD-Z 103HLです。
何度がブログにも登場しているこのリールですが、以前にこのリールはノーマルのまま使うと言っておりました。
しかしよく考えるとスプールは釣りにあわせて入替えればいいし、ハンドルは交換してもいいだろうと思いました。
実はこのリール、私のサイズのびん沼レコードを釣っているリールなんです。
しかしこのリール、かなり前に中古で買って、一度もばらしていないリールです。
釣行前に復活させる事にしました。
こちらのハンドルに交換していきます。
しかしその前に...
ベアリングを交換します。
ノーマルのスプールはV字型スプールで、バックラッシュするとほぼ全てラインを出さないと直らない様な感じで、あまり好きではないんです。
そこで、TD-Zと同型のメガバスさんのカバーハッキングのノーマルスプールを付ける事にしました。
こちらにセラベアを付けていきます。
パーミングカップも取り替えます。
立ち上がりがよくなり、軽い力で飛ばせる様になると思われます。
ベアリングを脱脂します。
パーミングカップに装着。
スプールに装着完了です。
レベルワインダー周りを見ると、グリスが固まっています。
メカニカルブレーキノブのあたりもオイルの汚れが見られます。
ばらして綺麗にしていきましょう。
ハンドルを外しました。
中を開けると、古いグリスが固まっています。
写真だとよく分かりませんが...
このTD-Z、左ハンドルでもスムーズに回しやすい様にメインシャフトが後ろにオフセットしています。
クラッチの位置も横なので、他のリールとちょっと構造が異なり、新鮮な感じがしました。
更にばらして行きます。
こんなところまで外れました。
内側が大分汚れていましたので、可能な限り綺麗にしました。
部品を洗浄しました。
相当パーツクリーナーを使いましたね。
グリスアップして組み込みました。
続いてハンドル交換を行います。
用意したのはこちらです。
スタードラグはジリオンのオフセットスタードラグです。
以前、TD-itoで使おうと思い、取り寄せましたが結局使わなかったものです。
ハンドルはタックルベリーさんで偶然見つけて買ったアブのノーマルハンドルです。
このハンドル、1500円ぐらいでした。
ノブ一つに2つベアリングが入っているタイプです。
意外と上位機種のハンドルでしょうか。
私がはじめて使ったクランクハンドルです。
元々はプレッソベイトにつけていたものです。
今ではスティーズのノーマルハンドルが付いています。
このアブのクランクハンドルは角度があまり深くありません。
ダイワさんのクランクハンドルやスタジオコンポジットさんのクランクハンドルはもっと角度が深いです。
僅か数ミリ内側に入っているだけですが、こんなに巻きやすいのかと感動しました。
正直、様々なリールに付けるとお金が掛かるので、あえて手を出していなかったんです。
でも一度使うと駄目ですね...
ほとんどのリールがクランクハンドルになってしまいました。
まずはジリオンのスタードラグを取り付けます。
クリックも効いて、問題なく付きます。
そしてハンドルですが、どうしてもこのスポンジみたいなハンドルノブが好きになれないんです。
ちょっと大きいですが、滑りにくいです。
好みの問題でしょうが、交換することにしました。
交換するのはZPIさんのBFCライトフィネスノブです。
今話題のLTZにも採用されているノブです。
手に持ってみるだけで分かる軽さが魅力です。
アブハンドル軸で交換可能なノブの選択肢はこれだけではないかと思います。
私はLTXにもつけています。
ダイワ製リールに取り付くハンドルはアブにも付きます。
逆ももちろんOKです。
見た目に拘りたい方はダイワ軸のハンドルに交換した方がいいですね。
気をつけたいのはキャップです。
アルマイトが弱く、いかにもコインで締め付けてくださいという感じの溝になっていますが、簡単にはがれてしまいます。
LTXの時は紫のアルマイトが剥げてしまいました。
今回は気をつけて、直で締め付けないようにして綺麗に付きました。
このノブ、思いっきりプラスチック感がありますが、使ってみると悪くないです。
ハンドル、そしてハンドルノブは直接操作する部分です。
軽かったり、オフセットしているというのは大きなメリットです。
別にハンドルはいいよと言う方もいると思いますが、一度試してみて頂きたいですね。
そして装着完了。
ナット、ファスナーは、ヘッジホッグスタジオさんのものです。
ZPIさんのゴールドはどちらかというと、シャンパンゴールドという感じで、おとなしめのゴールドで、色が合わないのは想定外でした(笑)
びん沼には最大魚を釣ったときと同じ、ハートランドZのヘビーアクションに乗せて使いました。
この形状はピッチングでは本当に使いやすく、近距離戦では最高に使いやすいです。
ISスプールと組み合わせれば、究極のベイトフィネスリールになるかもしれませんね。
ギア比は6.3と今のハイギアリールに比べれば低いですが、近距離なのでこれぐらいのギア比でも問題ないと思っています。
当日得た3バイトのうち、1バイトはこのタックルでした。
リアクションチューブに反応しましたが、乗せることは出来ませんでした。
オーバーホールしてセラベアに交換したので、軽い力で気持ちよく飛んで行くし、ギアもスムーズになりました。
完全復活したTD-Z 103HL、このリールでまたびん沼バスを釣りたいですね。
週末、土曜日は厳しそうなので、日曜日には出撃できればと思っています。
とても難しいびん沼ですが、かなりのスキルアップが出来るフィールドではないかと思っています。
たまには霞ヶ浦水系や荒川、入間川などにも行くと思いますが、びん沼をメインに今年は通うつもりです。
腕を磨きたい方、びん沼で釣りをしてみましょう。
ヘラ師が多くて驚くと思いますが(笑)
水門の開閉による水位変動、多くのヘラ師、巨大なコイ、雷魚、ナマズ、レンギョ、大量放流されているへらぶな、自然繁殖しているカメなど、考慮する事がいっぱいのびん沼です。
そんな中で手にする一匹は格別の喜びがあります。
私も修行を積んでまいります。
それではまた(^-^)/