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チタンティップトラウトロッドを作ろう ガイドコーティング編

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おはようございます(^-^)


先日の霞ヶ浦合宿で使った、チタンティップトラウトベイトロッド、最後のコーティング編をご紹介いたします。

あまりに柔らかすぎて、11個もガイドをつけてしまいました。

本当はもっとあっても良さそうです。

ほどほどに曲がったときはブランクにラインが触れませんので、コーティングしましょう。



くるくる君の出番です。



今回も娘が手伝ってくれました。

エポキシをかき混ぜています。



そして塗っていきます。

楽しそうにやっています。



バット側の飾りまき部分です。



ダブルフット部分。

シルバーが入るとやっぱりいいですね。

綺麗に巻ける様になるともっとかっこよくなります。


ネイビー系のスレッドはなかなか良かったとおもいます。



ティップ部分はきたないな(笑)

とにかく取れない事が重要です。




そして24時間回しました。



娘も満足そうです。



TDバトラーのグリップ周りにシマノのブランクという組み合わせ。

「Team Daiwa」の上に「SHIMANO」の文字が見えます。

こいつはアホか?とおもわれる方もいらっしゃると思いますが、ダイワのリールシートにシマノのブランクって夢の組み合わせだとおもいませんか?

「あったらいいな」的な組み合わせだとおもいます。

まあ、ブランクは20年前のトラウトワンだし、バトラーのリールシートは塗装がはがれていますけどね。

やはりダイワのリールシートはとても握りやすいです。

わずか200円で買ったものが現役として復帰するのは嬉しいですね。



リールシートの飾り巻き部分です。



一番バット側のガイドです。

ここまでは娘が塗った所。

綺麗にできましたよ。


シングルフット部分です。

しっかりと脚を削ってやるとスレッドも乗りますね。

少しずつですけど、上手くなってきているような気がします。

不器用な私でも数をこなすと上達するようです。


そしてチタンティップ部分。

とにかく取れない事を考えたので、凄くきたないです(笑)

でも実際に使ってみて、抜けるような事はないとおもいました。


曲がりをチェックします。

チタンティップのジョイント部分も違和感無く曲がっている様に見えます。



最近はしゃきっとしたロッドがトラウトでも主流でしょうか。

以前のシマノトラウトロッドは「ベナンベナン系」が多かったとおもいます。

最近のはかなりハリのあるしゃきっとした印象です。

一時的にこのベナベナ系が大好きな時期がありました。

オートマチックに乗る感じと掛けたときの楽しさがたまりません。

このロッドはまさに楽しいロッドだとおもいます。

魚を釣るだけが釣りじゃない事を教えてくれるロッドだとおもいます。



やはりアルデバランがいい感じですね。

霞水系ではアルファスタイプFをセットしましたが、相性は良かったです。



ロッドの重さは95.8グラムになりました。



アルデバランを乗せても245.2グラムです。



ちなみにこちらはジャーキングロッド。

99.8グラムとアンダー100グラムです。

ごついイメージなんですけど、かなり軽いですね。




ようやく完成したチタンティップエリアトラウトベイトロッドです。

ティップとグリップを延長しているので、5フィート4インチぐらいでしょうか。


霞ヶ浦で使ってみた感想ですが、柔らかすぎて最初は戸惑います。

でも慣れてくるとショートロッドなのでキャストが決まります。

ガイドを増やした事による、ガイドセッティングが心配でしたが、飛距離も出るので合格ではないでしょうか。


そしてチタンティップ、ロングキャストした先でブルーギルがつついて来るアタリが明確に伝わります。

このベナベナブランクであそこまで手元に来るのは凄いとおもいます。

確実に感度は上がっているとおもいます。


まだブルーギル1匹と25センチ程度のバスをばらしただけですが、掛けたときはものすごく楽しいです。

やはりロッドが柔らかいので、バスやギルの様に口の固い魚にハリを貫通させるのは大変です。

朝霞ガーデンでテスト、入魂を目指しましょう。


今回は普通のガイドセッティングにしました。

柔らかいけど、5フィートのショートロッドだから大丈夫だろうとおもったのですが、曲がりすぎてラインがブランクにあたってしまい、たくさんのガイドが必要となりました。

上にガイドを付けるベイトロッドはやわらかいと数が無いと駄目、仮に短くても数が必要である事がわかりました。

これはスパイラルガイドにすれば良かったです。

市販のロッドで極端にやわらかいベイトロッドがなぜ無いのか理解できました。

仮にスパイラルガイドにするとしても、かなり面倒であり市販には向かないですからね。


それともとくん から頂いたコメントで知ったのですが、5度を下回るとチタンティップは性能が低下して使えないそうです。

ダイワさんのスーパーメタルトップの説明に書かれています。

冬にならないと実感できませんが、冬の管理釣り場での活躍を期待していたのでこれは痛いです。

朝霞ガーデンは地下水を使っているから、ちょいちょい水に着けていれば大丈夫かな(笑)


あと、金属なので当然重いです。

カーボンとどれぐらいの差があるのか分かりませんが、ロッドの最も先端に重いものを着けるのは、やはり影響があると思います。

でもそれを差し引いても高感度である事は間違いないと思います。


もう少し検証が必要ですが、かなり使える素材ではないかと期待しています。

今後も機会があれば採用していきます。


それではまた(^-^)/


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