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Channel: フィネスな毎日
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操作するのはどこだ!

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こんばんは(^-^)


先日の朝霞ガーデン釣行でいとすぺさん から頂いた「デージーニャブ」を使いました。

無事入魂も出来ました。



こちらが「デジーニャブ」です。

ラビに似たネコのが付いています。

ガチャガチャでいとすぺさん が発見して作ってくれました。

いいネタになるなと思い釣行へ...



デジーニャブはこんな感じに使います。

ん、これ実は感度最高なんじゃないの?と私は思いました。

ラビに目がいってしまいますが、ハンドルの軸にカーボンパイプが通っている部分をつまんでいるので、ハンドルに伝わってくる情報が指にダイレクトに伝わるのでは?


ではただカーボンパイプを通しただけではダメ?

それでは握りにくいし滑ります。

ラビが滑り止めとなっています。

ちょっとラビは大きいけど、これって可能性のあるノブ、ヒントになるノブなんじゃないの?と私は思いました。



前にもブログに書きましたが、以前にアベイルのM社長とお話をさせて頂いた時にこのT3-AIRのノブについて話題があがりました。

M社長はなんであんな形状にしたのですかねと聞かれ、私は感度を求めるためじゃないですか?

と言ったところ、じゃあノブレスでいいじゃないですかと言われていました。


究極はハンドルの軸を直でつまむ事なのかもしれませんけど、回転させる必要があるからノブは必要ですよね。

リールのハンドルは直接アングラーが操作を行う部分です。

非常に重要な部分であると私は考えます。


特にハンドルノブは直接握る部分であり、適当に考えてはいけないと思っています。

ハンドルノブに求められるものは何でしょうか?


・握りやすさ

・滑りにくい

・感度

・軽さ

・回転

・見た目


こんな所でしょうか?


このT3-AIRに初めて採用されたダイワさんのザイオンノブはどうでしょうか。


・ザイオンというカーボンの一種を使ったノブであり、固いです。

・固いものはやわらかいものよりも振動を伝えやすい、つまり感度がいい。

・でも固いものは滑りやすい、そこで穴を開けて指がフィットするようにしている。

・穴が開いているので、ハンドル軸にかぶせているジュラルミン?アルミ?のパイプを直で触れるので感度がいい。

・穴を開けているので軽くなっている。

・両サイドにベアリングが入っているので回転はいい

・見た目は好みがあるけど、攻撃的なデザインはいいのではないか。


ダイワさんはよく考えて作ったと私は思います。

使用感も私は悪くないと思います。

感度については私はそれほどデリケートではないのでアレですが(笑)



ダイワさんの純正ノブのIシェイプノブです。

軸をコルクで包み、コーティングしてあります。

滑りにくく、とても握りやすい。

正直、純正で十分な性能であると思います。

デザインもいいですよね。


クリアのやつはとても気に入っています。

完全に見た目が変わるだけですけど、何かやる気にさせてくれます。

見た目も重要ですね。


ただ回転については注意です。

ダイワさんに限りませんが、ハンドルノブ1つに対して2つベアリングが入っていないリールがあります。

1つはベアリング、もう1つはプラスチックのカラーになっていたりする場合があります。

ものによっては両側プラスチックのカラーであったり。


ベアリング入れると重くなりますけど、回転はかなりよくなります。

プラスチックのカラーをベアリングに変えるだけ。

そんなに難しくないし、それほどいいベアリングでなくてもいいです。


ベアリング入れてそんなに変わるの?とたまに話を聞きますけど、ハンドルノブはハンドルを回すときにあわせて回転します。

ノブの回転がよくなればハンドルがよりスムーズに回せます。

これは実際に体感するととても大きいことだなと分かるはず。


今のリールは大体ベアリングを追加できる構造になっていますが、一昔前のリールだとハンドルの形状によって追加できない場合があります。

もしやられる場合は調べてからやった方がいいですね。




こちらはシマノさんの純正ノブです。

これも滑りにくくて握りやすいですよね。


ただ時間が経つとベタベタしてくるとよく聞きます。

そこまで使ったことないので分からないのですが、個人的には十分いいものだと思います。


こちらはアブのレボLTXに付いていた純正ノブです。

EVAのノブで滑りにくいノブです。

おそらく軽く出来ているのではないでしょうか。


安く、軽く、滑りにくくと考えてデザインされたのかと思います。

ただちょっと大きく、見た目は私の好みではないので交換してしまいました。

滑りにくいので、見た目など問題ない方にはいいノブであると思います。


各メーカーさん共に無難な問題ないノブが装着されていますね。

純正品ですから、万人受けするものでなくてはいけないはず。

すべて合格だと思います。


ただ私の様にこだわったりする人はもっと深い世界を求めていきます。

滑りにくいということは柔らかい素材で作られている、それはハンドルの信号を吸収していると考えられます。

より固い素材で作る事で感度は上がるのではないでしょうか。



これはアベイルさんのアクリルノブです。

ハンドルもアベイルさんのオフセットハンドルです。

長さが75ミリで純正よりも5ミリ短いです。

たったの5ミリで何が変わるんだと思われるかもしれませんが、大きく違います。

よりコンパクトに回すことが出来るメリットは大きいです。


アベイルさんのアクリルノブは純正よりも固い素材なので感度はいいはずですね。

ただ若干滑りやすいところがあります。

でもデザインはとても好きです。

私はこの紫のアルデバランにはアベイルさんのアクリルノブしか考えられません。

見た目はとても重視します。

軽い巻物で使うリールですから、感度や見た目を優先したものでもいいと考えています。



こちらはZPIさんのフィネスノブです。

左側のレボLTXには通常の樹脂製ノブ、右側のアンバサダー4601Cガンナーにはプレミアムタイプを付けています。


私はバスフィッシングとエリアトラウトでは求めるものが若干異なると考えています。

バスの場合、ハンドルノブから情報をシビアに受け取る事はあまりないと思います。

ほとんどロッドの方でとるか、巻きの釣りもエリアトラウトの様な超デッドスローがないのでどちらかというと滑りにくい方が大切だと思います。

通常タイプはやはり滑りやすいですね。

プレミアムタイプはしっかりグリップします。

おそらく同じ条件で比べると通常タイプの方が感度は上なのではないでしょうか。

プレミアムタイプの柔らかい素材は情報を減少させてしまうかもしれません。

バスの場合、出来ればプレミアムタイプを選びたいですね。

ただ値段もプレミアムですけど(笑)



こちらはフィッシングショーで見たDRIVEハンドルです。

70ミリというショートハンドルが用意されています。

これはエリアトラウトで使うにはありがたいサイズです。


バスフィッシングだと80ミリ以上が普通になってしまっていますが、アベイルさんやこのDRIVEさんのハンドルの様にショートハンドルも用意してくれると選択の幅がひろがります。

ショートハンドルは大きなメリットがあると思います。

軽くもなるしね。


ノブも樹脂製の筒状タイプが付いています。

滑りにくいように溝がきってあります。

お話を聞くと、冬でも冷たくないように樹脂製を採用されているとの事でした。


DRIVEさんではスピニングリールのハンドルもダブルハンドルをたくさんラインナップされています。

今は軽さ重視なのか、シングルハンドルが主流のスピニングリール。

私はバスフィッシングを始めた頃、河辺裕和さんが使っていたダブルハンドルのスピニングリールに憧れてダブルハンドルを使っていました。

安定して巻けて、とても使いやすかったです。


DRIVEさんのハンドルはよく考えられていますね。

ホームページでもハンドルの選び方など出ています。

参考になるかもしれませんね。

スピニングリールでもハンドルをもっと考えて交換すると面白いかもしれません。

特にエリアトラウトの世界ではシビアなバイトを取っていきますからね。


よくルアーの後ろにスリップストリームで魚が付いたのが分かるとか聞きます。

でも私はそれほどデリケートではないので感じたことないですけど(笑)

その様なアタリを感じることが出来る方はハンドルを変えるとより分かって釣りが更に楽しくなるかもしれませんね。



こちらはアベイルさんの長いオフセットハンドルを取り付けたスコーピオンアンタレスです。

100ミリのハンドルが付いています。

よりパワフルに巻くことが可能です。


フィッシングショーのアベイルさんのブースには沢山のロングハンドルが展示されていました。

海の釣りなど、カスタムパーツへの要望も広がっている事をお聞きしました。

このロングハンドル、私はバスで使いますが海の釣りで活躍しそうですね。

もうベイトリールはバスフィッシングだけのものではなくなっています。





丸型リールにも私はオフセットハンドルを付けています。

丸型リールは見た目や雰囲気がとても重要です。

ミリオネアライトとアンバサダー2601C IARにはアベイルさんのオフセットハンドルを付けています。

デザインがリールの雰囲気を損なわず、丸型にもよく似合うと私は思います。


アンバサダー4601CガンナーにはZPIさんのカーボンオフセットハンドルを付けています。

カーボンはさすがにアレかなと思ったのですが、ガンナーは意外と攻撃的なイメージなので私は悪くないと思っています。

ノブも雰囲気に合うものを選んでいます。


オフセットハンドルは慣れると手放せません。

数ミリ内側に入るだけですけど、とても巻きやすいです。

先日購入したTD-Z、ノーマルハンドルをエアくるくるした時に回せなくなっていました。

完全にオフセットハンドルになれてしまったようです。

メリットは大きいですね。


沢山のベイトリールを持っていますが、唯一ストレートハンドルが付いているのはメガバスさんのパガーニR100です。

でもこのリールもオフセットハンドルに交換したいと考えています。

スタードラグを何とかすればいけるはず...

ノブにベアリングも入っていない?と思うので変えたいですね。



私が気に入っているのはミリオネアライトに付いていた純正のノブです。

コルクですが、コーティングがされていません。

すぐに黒ずみますけど、滑りにくくて握りやすい。

筒型はノブがどの位置にあっても同じように握る事が出来ます。

今はKTFさんの7.9ギアに交換したアルデバランに装着していますが、ベイトフィネス的な釣りにはとても使いやすいです。


筒型でコルク直はあまり売っておらず、販売しているのはシマノさんのパーツブランド「夢屋さん」ぐらいでしょうか。

結構いい値段するんですよね。

見た目も私は好きですね。

このアルデバランはアベイルさんの80ミリハンドルを付けています。

ギア比が高いのでショートハンドルにはしていません。


こちらはいとすぺさんから頂いたコルクノブです。

まさに私の理想です。

これはありがたいですね。

使わせて頂きます。





そしてこちらもいとすぺさんから頂いた「デジーノブ」です。

デジーノのカーボンパイプを軸に作ったノブです。


個人でここまでのものを作るのは本当に凄いですね。

いとすぺさんは私と間逆なとても器用な方であると確信しました。

ここまでのものを作る事は簡単ではありません。

EVAも自分で削って作ってます。

かなり設備投資されているみたいですけど(笑)

いとすぺさんが今ロッド製作にチャレンジしています。

知識も豊富でこだわりもある、凄いロッドが登場するはずですよ。


EVAで握る所を作っていますが、少し軸の部分が出ているのがポイントだと思います。

使用感が気になるので付けてみました。



デジーノブのキャップはアベイルさんのノブキャップがはまるようになっています。

予備のキャップがないので、とりあえずシュウさんから頂いたアベイルさんのアクリルノブが付いている7ギアのアルデバランに取り付けてみましょう。

シュウさん、すぐに戻しますので...

アベイルさんのノブもお気に入りですからね。


片方だけつけるとこんな感じ。

だいぶ大きなノブなんです。

よく海の釣りとかに使う様なタイプに見えますね。



両方つけました。

全然雰囲気が変わりますね。

大きすぎてフィネスなアルデバランには不向き?

いや、そんな事はないと思います。



ハンドルが75ミリのショートハンドルなのでアンバランスな感じは受けます。



こんな感じに軸を直で触ることが出来ます。

なのでエリアトラウトの様なシビアなアタリをとる巻きの釣りにも対応できるのではないでしょうか。

EVAですべりにくく、パイプを握れば高感度。


この様に握ればパワフルな巻きにも対応出来ます。

タトゥーラに付けても良さそうですね。

よく考えられた究極のノブかもしれません。


デジーニャブはイグジストで釣りました。

じゃあ、ステラでも釣りたいですよね。

私のは07モデル、イグジスト同様に2つ落ちモデルになってしまいました。



ZPIハンドルにデジーニャブ、ZPIさんも驚いているでしょう。

14ステラにも負けてない!

ステラも入魂しましょう。



ラビも嬉しそうです。



どんな格好で寝ているんだ...


ハンドル周りは直接操作する重要な部分です。

こだわりを持つともっと面白くなるし、釣りやすくなるはずです。

見た目も大きく変わりますので愛着もわきます。

もっとこだわってみると面白いですね。


デジーニャブを使ってあらためて思った事を長々書いてしまいました。

毎回長文、スミマセン....


いとすぺさん、ノブをガンガン使わせて頂きます。

気に入ったら発注しますので、是非作ってください。


デジーノブも使うの楽しみだ。

それではまた(^-^)/







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