おはようございます(^-^)
たかいちさんからお預かりした、アブガルシア Fantasista Deez Finnese-1、ティップが折れていました。
フルソリッドなので、トップガイドをつけて、以降のガイドを調整しました。
前回はガイドの取り付けが完了して、エポキシコーティングに入るところまで進みました。
コーティングを完了させて完成させましょう。
■エポキシコーティングはまさにトランキーロ
スレッドにエポキシを塗り、フィニッシングモーターで回転させながら乾燥させます。
完全に硬化するまで24時間かかります。
回転させながら乾燥させることにより、エポキシがたれて仕上がる事がありません。
綺麗に仕上げるには必需品となります。
フィニッシングモーター無しで、手で回しながら乾かすのは無理があります。
時間の掛かる作業、まさにトランキーロ、焦っせんなよですね。
この工程を2回繰り返しました。
丸二日かかります。
■そして完了しました
2回のコーティングで仕上げました。
上から3つが今回取り付けたガイドです。
それほど違和感無く配置出来ている?感じがします。
フルソリッドなので、これが私の限界ですね。
おそらく4センチぐらいは折れて短くなっているので、使用感はかなり変わっていると思います。
だいぶ強いロッドに生まれ変わったのではないでしょうか。
■リールをつけて曲げてみよう
リールを装着して、ラインを通してみます。
曲げて違和感がないか見てみます。
折れた部分が繊細な曲がりをしていたと思うのですが、無くなったのでこの様な感じで曲がります。
折れる前の状態を知らないので分りませんが、おそらくかなりパワフルな感じになったのではないでしょうか。
ロッドの開発はかなりシビアです。
微妙なセッティングで何本もプロトを作り完成します。
このロッドは青木大介さんがプロデュースしているロッド、フィネスに拘りのある方です。
そのロッドのセッティングを変えているので、全く別物になっていると思います。
ガイドを取り付けなおして、どうにか使える状態にはなりました。
たかいちさんがどう感じるかですね。
■あとはテストです
この状態から復活しました。
とりあえず曲げて、ガイドが取れることはありませんでしたので大丈夫だと思います。
あとはフィールドでテストですね。
出来れば魚をかけてみたいところです。
フルソリッドのよさが失われていなければいいんですけどね。
アブガルシア Fantasista Deez Finnese-1の良さが失われている可能性が高いです。
もしたかいちさんが気に入らなければ、もう一本購入する事を薦めようと思います。
本当に気に入っているみたいなので、それもありだと思います。
フルソリッドはかなり繊細な釣りのロッド、長さが変わってしまうのは大きな変化だと思います。
それではまた(^-^)/