おはようございます(^-^)
PALMS EDGE PRIDEのリニューアルで久しぶりのロッドカスタムをしました。
一度はやり切ったという感じでしばらくやりたいと思わなく、全くやっていませんでした。
しかし今回やってみて、とても楽しかったです。
そして色々と新しいパーツも販売されていて、再び火が付きました。
ロッドは自分のオリジナルにしていこうと思っていた事を思い出しました。
パーツを買い込み、注文して待っているものもあります。
これから自分だけの完全オリジナルロッドを作っていきます。
まずはバス釣りのロッドから。
釣り堀、渓流釣りのロッドも作っていきたいと思っています。
■あの超メジャーポイントでなんとか釣りたい、だから作る
私の霞ヶ浦釣行記であまりにもメジャーなので写真を気にしたりせず、しっかり出しているスポットがあります。
常陸利根川の牛堀です。
メディアでも散々紹介されているし、誰もが知っている場所なのでもう最近は写真も気にせずに載せています。
私は牛堀がとても苦手で、コラボ釣行の時に必ず行くのですが、未だに一匹も釣ったことがありません。
一度かけた事はあるのですが、テトラに入ってしまい、フックオフしてしまいました。
いつもご一緒するシュウさん、いつまでも初心者さんは毎回釣るか、ヒットさせています。
あそこは確実に魚がいますので、腕の差だと思います。
道具に頼るのもアレですが、お二人はいい道具を使っていますので、私もそれなりのタックルで挑んで一匹を釣る事が目標です。
あの天才たちを釣れるロッドを作りたいですね。
■性能重視、やれることはとにかくやる
今回用意したパーツ類です。
とにかくいいスピニングロッドというものを買ったことがなかったので、可能な限り贅沢に素材は揃えました。
ブランクはジャストエースさんのハイエンドモデルです。
お値段しましたが、妥協はなしです。
本当はULのソリッドティップモデルを買うつもりだったのですが、間違えてワンランク上のパワーのチューブラーを買ってしまいました(笑)
でも究極の感度を求めるので、これでいいかなと思います。
リールシートは超軽量のものを用意しました。
これは富士工業さんの既製品ではなく、ジャストエースさんが富士工業さんに依頼して販売している商品なので、ジャストエースさんの商品になります。
富士工業さんにはスケルトンリールシートというものがありますが、こちらは更に軽量化されており、スピニングのリールシートで最も軽いと思います。
全く無駄のないリールシートで、アジングなどをやる方の要望で復活販売したものだそうです。
メタルパーツはシルバー系にしました。
そして私のロッドクラフトに火をつけたのがこちらです。
ジャストエースさんのカーボンモノコックグリップです。
導入を悩んだのですが、やれることはトコトンやろう、自分だけのロッドを作ろうと購入しました。
ロッドが重くなってしまうと心配でしたが、手に取ると驚くほど軽いです。
シマノさんのロッドや釣り堀の縦釣りロッド、バーチカルプロも同じ様にロッドのエンドを広げてロッドに伝わる感触を増幅させています。
どこまで効果があるかわかりませんが、おそらく付けているロッドとないロッドで比較すると違うのでしょうね。
バーチカルプロは究極の感度とよく聞きます。
あれはブランクから一体になっており、軽さも相当です。
気持ちの問題かもしれませんが、使ってみたかったので今回導入しました。
ご覧の様にパイプとグリップエンドが一体になっています。
このエンド部分がロッドに伝わる感触を増幅してくれるのでしょうね。
4軸カーボンで強度もあり、本当に軽いのが特徴です。
■リールシートを装着していこう
リールシートはこんな感じで取り付けます。
アーバーにスペーサーが入らなかったのでこの様に写真を撮りましたけど、中間に入れます。
この長さがリールのフットにあう長さとなっています。
カーボンモノコックグリップのふくらみ部分は計測すると約75ミリです。
3インチほどあります。
この部分を延長して、6フィート8インチのブランクですが、6フィート11インチにしたいと思います。
ストレートの部分の終わりまでブランクを差し込みます。
ロッドのスパインを出して、リールシートを付けるために太さを調整します。
こんな感じになります。
全く飾りがなく、超シンプルです。
今回は見た目は気にせず、性能重視で作ります。
■リールシートを調整していきます
今回はフード付きのリールシートを選択しました。
ジャストエースさんのカーボンフードを使います。
フードは長く、カーボンをかぶせるとだいぶ長いです。
カットして使います。
金のこでカットしていきます。
カーボンフードのメタルパーツには差し込み部分があるので、その分もカットする必要があります。
カットしました。
見えなくなるので、曲がっても大丈夫です。
このあとペーパーで削って調整しました。
そしてエポキシでフードに接着、フードは黒にしました。
とにかくシンプルに仕上げようと考えています。
仮に組んで、リールをセットします。
するとネジの部分が少し飛び出ます。
今回はシマノさんの07ステラをセットしましたが、ダイワさんでもバスで使う1000番、2000番、2500番クラスならば変わらないと思います。
リールシートのフット部分は規格が決まっているのでしょうね。
このままでもいいのですが、私はあまりネジ部分が見えるのが好きじゃないです。
カーボンフードのメタルパーツとツライチぐらいにしたいですね。
ネジ部分をカットしました。
ワインディングチェックを仮に付けてみました。
こんな状態が私の理想です。
そしてリールシートを接着していきます。
バラバラのパーツなので、気を付けてやらないといけません。
スパインの位置に気を付けて、リールも仮にセットして調整していきます。
5分硬化のエポキシなので、素早い作業が必要です。
■今回の目玉、カーボンモノコックグリップをセットしていきます
そしてカーボンモノコックグリップを装着していきます。
当然長すぎるのでカットしていきます。
ブランクのエンドがカーボンモノコックグリップのストレート部分の終わりに来るようにあわせます。
リアグリップもない、シンプルなデザインになります。
位置を決めて、カットします。
ちょうどいい長さになりました。
本当に軽くて、普通にエンドのグリップとエンドキャップを付けるより軽いのではないでしょうか。
ワインディングチェックを入れて、仮に装着してみました。
ブランクの太さもぴったりでこのままエポキシで接着出来ますね。
ワインディングチェックのみ、リアグリップは付けません。
このリールシートはとにかく性能を求めるものでしょうね。
リアグリップを付けた方が見た目はカッコいいかもしれませんが、これでいきます。
でも意外と悪くないかもと思いました。
■カーボンモノコックグリップはフタをしない
カーボンモノコックグリップはご覧の通り、空洞になっています。
このカーボンモノコックグリップは日本橋のサバロ様へ行って買ってきました。
店長さんとお話をして聞いたのですが、フタをしない方が感度がいいらしいです。
ジャストエースさんからは別売りでエンドキャップを付けるためのスペーサーが売られています。
あえて別売りとしているのは、やはりフタをしないで使う人の事を考えてそうしたのだと思います。
フタをする前提だったら、セットで売るでしょうからね。
ホームページ等では書かれていませんが、ジャストエースさんもフタをしない方が効果がある事を理解しているのでしょうね。
しかしこのままではコンクリートの地面に立てかけたときなどにかけてしまう可能性があります。
私はフタなしで使いたい、でも角を保護したいと思いました。
そしてある方法を思いつきました。
リールシートとリアグリップの間に入れるメタルパーツです。
これは27ミリと、カーボンモノコックグリップのエンドと同じ大きさです。
これをエポキシで接着すれば、角を保護できるのではないでしょうか。
これならば空洞で使えますね。
こんな感じで付けます。
これならばエンドがかけたりしないでしょうね。
そしてエポキシで接着しました。
この様な使い方はありじゃないでしょうか。
ジャストエースさんのエンドキャップ用のスペーサーを接着せずに使う時だけ外すことを考えたのですが、面倒くさいし置いた時にかけるリスクがあります。
neo styleさんのバーチカルプロはフタになっており、使う時に外す様になっています。
外しても角を保護するためのゴムの様なものがついているので、それに近いものが出来たと思います。
セットするとこんな感じです。
まだブランクとは接着しません。
ガイドを巻くときにない方が作業しやすいので、最後に接着します。
見た目がどうだろう?と思ってましたが、私は意外と気に入りました。
シンプルで意外といい感じだと思います。
獲るためのロッド、牛堀を攻略できるでしょうか。
あとはガイドを取り付けていきます。
ガイドはトルザイトはあえて使わず、SICのチタンを用意しました。
ネットで見ると、トルザイトは糸なりがするらしく、繊細な釣りなのであえてSICにしました。
SICも今はSIC-Sというものになって薄くなっているので、トルザイトに近い感度が期待できます。
今回もガイドのスレッドは黒一色、とにかくシンプルに仕上げます。
ベイトタックルばかり使っていた私ですが、本気でスピニングロッドを作ります。
究極のライトリグを目指して完成させたいと思います。
素材はいいので、あとはバランスですね。
大型魚にも負けないブランク、完成が楽しみです。
それではまた(^-^)/