おはようございます(^-^)
ロッドカスタムに火が着いて、とまらなくなってます(笑)
釣り堀用の高感度スプーン用ベイトロッドの作成もガイドのスレッド巻きまで終わりました。
やはりスレッド巻きはロッドカスタムで一番難しい所です。
これが終わるとほっとしますね。
バス釣り用のロッドを作った時も同じ感覚でした。
ガイドが着くと、本当にロッドという感じで嬉しくなりますね。
まだまだ釣り堀用のロッド、そして渓流釣り用のロッド、もう一本バス釣り用のロッドを考えています。
少しでもロッドビルディングの面白さをわかっていただけたら嬉しいです。
軽いルアーを使う今回のロッド、前回のバスのベイトフィネスでのワーム用とは全然違います。
デザイン的にはそっくりなんですけどね。
このロッドはシマノさんの16アルデバランBFSを付ける事を考えています。
黒いボディのリールとあうデザインになっているといいんですけどね。
■まずは1回目のコーティング、おなじみの光景になってきた(笑)
おなじみになってきた、フィニッシングモーターが登場しました。
ロッドビルディングにおいて、必需品になります。
奇麗に仕上げるには絶対に必要です。
富士工業さんのものは5000円ちょっとですから、何本か作れば元は取れます。
私は何度も使っているので完ぺきに元を取ってます。
もし使いたい方で、私と直接お会いできる方でしたらお貸ししますよ。
私の様に何本も作らないのであれば、借りるのがいいと思います。
今回もジャストエースさんの柔らかめのエポキシを使います。
使ってみて、非常に好印象、今まで使った中では一番いいと思います。
A液レジン、B液の硬化剤を注射器で確実に1:1で混ぜます。
これは重要、分量が違うと固まらず、スレッド巻きから作業をやり直しになります。
そしてよくかくはんさせてください。
しつこいぐらいやりましょう。
これも重要なポイント、分量が正確でもしっかり混ぜないと固まりません。
きっちりできればすごい...と感じますよ。
そして気泡がある程度抜けるまで待ちます。
ここはトランキーロ、焦っせんなよ!
■さあ、塗っていこう
そしてこの筆も重要です。
私は前回からジャストエースさんの筆を使っています。
この筆、お値段は結構します。
しかし非常に使いやすいですね。
毛が抜ける事もなく、エポキシを塗るには向いていると思います。
使用後もうすめ液で洗浄すれば、何回も使えるのでお値段してもすぐに元は取れます。
そして塗り終わりました。
一回目は下塗りですので、そこまで仕上がらなくてもいいです。
そして重要なアルコールランプを使います。
これもロッドビルディングでは持っていたいですね。
ライターで以前はやっていましたが、やはりすすがつくみたいでアルコールランプを使うと仕上がりがいいと感じています。
奇麗に仕上げたければ、絶対に購入した方がいいですね。
お値段もそんなに高くなかったです。
私は送料無料のヨドバシカメラさんで購入しました。
そして一瞬だけ火を通します。
ブランクが焼けてしまうので一瞬です。
それで気泡が抜けて奇麗に仕上がります。
物事が変わるのは一瞬!
■1回目のコーティングが終了
1回目のコーティングが終了しました。
飾り巻き部分、2回目で仕上げましょう。
ダブルフットの部分です。
まずは固めるには十分ですね。
ロッドのジョイント部分です。
ガイドがこの位置に来てしまいましたが、ロッドの補強となっていいのではないでしょうか。
シングルフット部分です。
斎藤工さんも「いいんじゃないの?」と言っている様ですね。
そして24時間回転させながら固まるのを待ちます。
何もすることがないですが、結構時間が取られる作業です。
■2回目のコーティング、仕上げていこう
そして24時間経過、エポキシはしっかり固まっている様です。
やはり安心しますね。
そして2回目のコーティングの準備です。
ジャストエースさんのエポキシで今回もやります。
何度もいいますが、しっかりと混ぜてください。
2分ぐらい私はやります。
よく混ぜないで失敗する方が多いようですね。
分量とかくはんはキモです。
そしてジャストエースさんの筆で塗っていきます。
この筆は本当にいいです。
お値段しますが、うすめ液で洗浄すれば何度でも使えるので、結果的には安いと思います。
毛が抜けず、本当に塗りやすい筆、この様な道具もこだわってやると仕上がりが奇麗になると思います。
かくはんしたら、気泡が抜けるまで待ちましょう。
トランキーロです。
そして仕上げになりますので、慎重に塗っていきました。
まあ、不器用な私ですから、製品と比べると相当ひどいですけどね(笑)
そしてアルコールランプを着火しました。
奇麗に仕上げるには必需品です。
本当に一瞬だけあぶってください。
ブランクは熱に弱く、痛んで折れる原因になります。
一瞬で気泡が飛ぶので大丈夫、ライターはすすが着くのでアルコールランプをお使いください。
物事が変わるのは一瞬!
■奇麗に濡れたでしょうか?
そして状態を見ていきます。
飾り巻きの部分、いいと思います。
ピンストライプのガンメタは目立たないかと思いましたが、入れて正解でしたね。
ダブルフットの部分です。
ちょっと盛りすぎな感じもしますがいいでしょう。
シングルフットの部分です。
これぐらいがりそうな感じがしますね。
完成が近づき、すごく幸せ。
渋い感じに仕上がっていいと思います。
これは盛りすぎですかね。
まあ自分のですからいいです。
これ以上は私には出来ません。
トップガイドはいつも下側が膨らんだ感じになってしまいます。
意外と難しいですね。
まあいいでしょう。
■完成のチェックの準備もしておく
あまったエポキシは新聞紙などに垂らしておきましょう。
これを触れば、固まったかロッドを触らなくても確認できます。
触ってカチカチだと本当にほっとしますね。
ダルビッシュ有選手に見守ってもらいましょう。
斎藤工さんも見守ってくれます。
鈴鹿8時間耐久レース、最後はもの凄いドラマがありましたが、カワサキレーシングチームの優勝おめでとうございます。
ワークス体制で挑んだカワサキレーシングチーム、カワサキに26年ぶりの優勝をもたらしてくれました。
私は正直、ヤマハの5連覇を願っていたのですが、純粋にカワサキの優勝を祝福いたします。
ファイナルラップでジョナサンレイ選手が転倒してすぐに赤旗が出たときはどうなるのかと思いました。
ヤマハの優勝と一回は判定されましたが、覆ってカワサキの優勝、あれの判定は正しいと思います。
ホンダワークスも頑張りました。
今年の8耐は本当に凄いドラマのあるレースでしたね。
最後にEWCで年間優勝が取れる位置にいたスズキのマシンがリタイアしたのもドラマでしたが残念でしたね。
そして24時間回転させます。
いよいよ完成が見えてきましたね。
■カーボンモノコックグリップを取り付けて完成!
そして24時間が経過しました。
エポキシはカチカチに固まっています。
安心しました。
私のレベルでは上出来でしょう。
悪くないと思います。
そして最後の仕上げ、カーボンモノコックグリップを取り付けます。
クイック5でしっかりと接着します。
A液とB液を1:1で混ぜます。
エポキシはしっかり混ぜる事がキモです。
5分で硬化するので、急いで混ぜます。
あまいとちゃんと接着できません。
そして接着出来ました。
完成です。
スパイラルガイドセッティングも上手くいったと思います。
奇抜なセッティングですが、理にかなっていますよね。
まさに「すごい...」
重量を測定しました。
思ったよりも重いですが、7フィートもあるので十分でしょう。
アンダー100グラムですから相当軽いと思います。
■沢山の思い出を作っていこう
そして付ける予定のシマノさんの16アルデバランBFSをセットしてみました。
黒いボディが黒系の仕上げにしたロッドにあいますね。
ECSのリールシートとの相性もいいです。
そしてカーボンモノコックグリップに蓋をしないこだわりです。
感度にどの程度影響があるでしょうか?
楽しみです。
ワインディングチェックもツライチ、理想的です。
ラインを通して曲げてみました。
スパイラルガイドセッティングも大丈夫そうですね。
ラインは干渉していません。
ロッドのバランスはとても良い感じです。
たぶん無駄な力が入らず、バイトをしっかり感じれるでしょうね。
7フィートの釣り堀ロッド、ベイトタックルのスパイラルガイドでカーボンモノコック。
たぶん、世界でも私だけでしょう。
世界に一本のロッドが完成しました。
あとは使用感のチェックですね。
釣り堀にも行かないといけません。
早く使いたいですね。
それではまた(^-^)/