おはようございます(^-^)
ロッド作成が止まりません。
私の夢であった、ロッドは全てオリジナルにするという事が実現しつつあります。
バス釣りではEDGEのリニューアルから始まり、スピニング、ベイトとオリジナルロッドを作成しました。
そして釣り堀用のロッドはベイト用のスプーンロッド、スピニングのスプーン用ロッドを作成しました。
まだ作っていませんが、渓流釣り用のロッドも作成する予定です。
釣り堀、エリアトラウトの世界もバス釣りと同様にシステマチックになっています。
使うルアーによってロッドやリールを変えて釣りをするのが普通になってきました。
ロッドを5本とか持って来る方も大勢いますね。
私は基本的に「バーサタイル」というものが好きではありません。
なんでも60点、70点だけど色々できるもの、特にバス釣りの岸釣りでは重宝するでしょう。
持ち運べるタックルに限りがありますからね。
でも私は釣りに特化したタックルが好きで、それしか出来ないけど100点のタックルを求めています。
バスのベイトフィネスで軽いワームを操作するとか、これは私の感覚にドンピシャです。
釣り堀でも一緒、スプーンに求められるものとクランクベイトに求められるものは全く違います。
私のベイトタックルスタイルでクランキングを楽しめるロッド作成に着手しました。
もちろん市販にはない様なものを作ります。
でもニョロ用になるかもしれません。
このロッドは加賀フィッシングエリアさんでの釣行にギリギリで間に合わせるために作ったロッドです。
釣行までにこんな作業をしていたんです。
■初めてのマグナムクラフトさんのブランク、どんな感じだろうか?
今回用意した素材がこちらです。
私の拘りがをふんだんに入れました。
注目は今回初めて使う、マグナムクラフトさんのブランクです。
最近、トラウトシリーズというものが発売されて気になっていました。
マグナムクラフトさんというと、キンキンの高感度というイメージですが、このロッドは24t+30t+40tと場所によってカーボンを変えています。
カーボンのコンポジットのブランク、クランキングにも行けるかなと思い採用しました。
普通の長さではつまらないので、一番長い7フィートのモデルにしました。
釣り堀で7フィートのクランキングロッドなんて使っている人はいないでしょう。
正直、長すぎて使いにくいのは目に見えていますが、これは私の拘り、一匹との出逢いを私は選びます。
当然ベイトロッドとなります。
リールシートは私の大好きなECS、やはりこれが一番使いやすいです。
そしてマグナムクラフトさんのカーボンフードを装着します。
そして今回はゴールドのワインディングチェックを使います。
今回はグリップはコルクを使います。
エンドのグリップはサバロさんでいい感じのものを見つけたので採用しました。
中央のグリップはジャストエースさんのものを使用します。
EVAとコルク、どっちがいいの?と疑問に思う方もいると思いますが、お値段はコルクの方が遥かに高いです。
コルクは補修がききますが、EVAは基本的に補修できません。
あとは見た目の好みかと思います。
私はどちらも好きですが、雰囲気を考えて採用しています。
そしてメタルパーツはゴールド系を使用します。
コルクにゴールド、私のイメージではこうなりました。
しかしこの時点では不足しているものがある事に気が付いていませんでした。
もっとメタルパーツは必要です。
そして今回もトルザイトのリバースガイドのガイドセットを採用しました。
こちらをスパイラルセッティングで取り付けます。
やはり柔らかいスローテーパーのトラウトロッドに通常セッティングは無理があると思います。
私はスパイラルセッティングがベストじゃないかと思います。
■まずはリールシートを組み立てていこう
今回もフォーグリップレスの仕様にします。
なのでカーボンフードを使用します。
マグナムクラフトさんのカーボンカバーを取り付けていきましょう。
この製品、安いのですがキツキツです。
エポキシは付けても全部はみ出すので、私ははめるだけにしています。
そして今回も日本語の一切書かれていないリューターでフードナットカットします。
ちょっとした作業には使えるものですね。
お値段考えると、日本語がかかれていないのも仕方がないです。
そして墨だしをして、リューターでカットしていきます。
やはり電動のパワーはいいですね。
簡単にカット出来ました。
切り口を紙やすりで整えて、カーボンカバーとメタルパーツを取り付けました。
やっぱりカッコいいですね。
そしてリールを装着してワインディングチェックがツライチになる様に調整しました。
ゴールドも高級感があっていいですね。
■バランスを見て、パーツを組み込んでいこう
パーツを仮に乗せて、ロッドのバランスをみます。
これでリールシートの位置を決めます。
理想的なバランスを求めると、グリップは結構長くなります。
私は長いグリップが嫌いじゃないのでいいですが、短くしたい場合は後ろを重くする必要があるので、ストレートグリップやバットエンドキャップを重いものにするなど調整が必要ですね。
リールシートに以前に買って使えなかったジャストエースさんのアーバーがぴったりサイズでした。
クイック5を使ってリールシートを接着していきましょう。
そして接着しました。
アーバーの方がいつも使っているテサテープよりも感度は上でしょうね。
アーバーはサイズが決まっているので、なかなか難しい素材です。
今回はジャストサイズ、いい感じになりました。
そしてリアのグリップを取り付けていきます。
リールシートとグリップの間にはゴールドのメタルパーツを入れていきます。
こちらはジャストエースさんの製品です。
マグナムクラフトさんのブランクですが、ツーピースのジョイント部分が接着されていません。
ここも接着していきましょう。
グリップの穴は太いので、テサテープで調整します。
接着していきましょう。
クイック5は名前の通り、5分で硬化します。
手早い作業が必要です。
グリップを接着しました。
はみ出したボンドはうすめ液で拭き取ります。
絶対にはみ出しますので、うすめ液は必ず用意しておきましょう。
頻繁に出番はあります。
そしてブランクのジョイント部分も接着しました。
ここでようやくグリップのワインディングチェックを購入し忘れている事が判明しました。
確かに買った記憶がありません(笑)
慌ててサバロさんに注文を入れました。
とりあえず先の作業を進めましょう。
サバロさんで購入したエンドグリップです。
穴のサイズが微妙に狭くてブランクに入りませんでした。
棒やすりで少しだけ穴を広げました。
ぴったりサイズでエポキシは塗れない感じですね。
■パーツ不足だけど、とりあえず完了、先にガイドを取り付けていこう
ワインディングチェックがありませんが、グリップ周りの組み込みが完了しました。
トラウトロッドとしては異例なグリップの長さですが、これがバランスをみるとベストな位置です。
ブランクのジョイント部分はこのようになりました。
しっかり固まったので問題ないでしょう。
リールを乗せてみました。
とてもエリアトラウトのロッドとは思えませんね。
バス釣りのロッドのようです。
シマノさんの09アルデバランを乗せてみました。
しかし、このロッドにはまずダイワさんのリールを乗せて使う予定です。
※新たに導入したスティーズCTで使いましたが、なかなかいい感じでした。
エンドはちょっと小さいかな?と思いましたけど、トラウトらしくこれで行きましょう。
マグナムクラフトさんのブランク、いつも使っているジャストエースさんのブランクと違い、表面にカーボンの目が出ています。
その分を考えて作業もしないといけないと思いました。
マグナムクラフトさんのブランク、どんな感じでしょうか?
曲げてみた感じはちょっと強いかな?という印象で、クランクベイトだとバイトをはじくおそれがあります。
あとはラインをナイロンを使う、思い切ってPEでかけていく釣りにするなど調整ですね。
理想のセッティングを見つけていきたいです。
強いので大型魚にも対応出来そうですね。
次はガイドセッティング、スパイラルガイドで仕上げます。
釣り堀では必須のクランキングロッド、出番は多くなりそうです。
それではまた(^-^)/