おはようございます(^-^)
にせミッキーさんからお預かりしたロッド、ガイドの取り付けが完了しました。
あとはエポキシでコーティングで完成となります。
思い出のロッドに思い出のリールを付けて、思い出のルアーで釣ってもらえたら嬉しいです。
このロッドはトップウォーターロッド、ワームとは別の世界ですね。
リールも2500Cなんかは雰囲気が出ます。
私が初めて買ったリールはダイワさんのリールでした。
その後はシマノさんのスコーピオン1501を買ったのを思い出しますね。
やっぱりトップの釣りは特別です。
バス釣りだけでなく、釣り堀でも釣れると嬉しい、渓流の釣りも浅いので、意外と水面計と言えるかもしれませんね。
スミスさんのスーパーストライク、にせミッキーさんの思い出がいっぱい詰まっているロッドです。
私の工作レベルの作業ですが、少しでもお手伝いが出来れば嬉しいですね。
きっとにせミッキーさんから、大型魚釣ったよ！って報告が来ると期待しています。
■さあ、回していくぞ！
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おなじみのフィニッシングモーターを用意しました。
ロッドクラフトでは必須のアイテムです。
富士工業さんのものだと5000円ちょっとで購入できます。
何本か作れば元は取れるものですね。
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今回もジャストエースさんの製品を使ってコーティングしていきます。
エポキシ、筆、ミキシングカップ、全てジャストエースさんの製品です。
ロッドクラフトではジャストエースさんの製品はとても使えます。
動画や記事もいっぱい出ているので参考になりますよ。
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エポキシは分量をしっかり1：1で入れて、よく混ぜます。
しつこいぐらい混ぜないと失敗しますので、2分ぐらい混ぜましょう。
この工程は適当にやったらダメです。
後で泣く事になりますよ。
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このジャストエースさんの筆は本当に使えます。
腰があり、毛が抜けるトラブルもありません。
使い終わってうすめ液でしっかり洗浄すれば、使い続けられます。
ちょっと高いですが、元はすぐに取れます。
使い捨ての筆も売ってますが、私はジャストエースさんの筆をおススメします。
最初は100円ショップの筆とかでいいんじゃないの？と思っていましたが、いいものはやはり違いますね。
そして一回目のエポキシを塗りました。
まずは下塗りですね。
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残ったエポキシは新聞紙などに垂らしておいて、硬化状態を確認できるようにしておきます。
ブランクの方を触ると、手の油などがついて、2回目のエポキシ塗りに影響が出るので、やめた方がいいですね。
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そしてアルコールランプが点火されました。
これも持っていたいアイテムですね。
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火であぶる事によって、エポキシに入ってしまった気泡が抜けます。
仕上がりが良くなるので、必ずやりましょう。
ブランクは熱に弱いので、本当に一瞬でいいです。
物事が変わるのは一瞬！
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そして24時間回転させて乾燥させます。
ここまで来るとほっとしますね。
あともう少しです。
■2回目のコーティング、仕上げていく
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そして24時間が経過しました。
確認していきましょう。
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確認用に垂らしておいたエポキシを触ってみます。
カチカチ、問題ないようです。
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ダブルフット、まだ1回目なので十分ですね。
ここから仕上げていきます。
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シングルフットも下塗りとしては十分でしょう。
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トップガイドはどうしてもこのように膨らんでしまいますね。
なんとか2回目で調整できるといいのですが。
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そして2回目のコーティングもジャストエースさんの製品オールスターズで塗っていきます。
本当にジャストエースさんはロッドビルディング用品のイチオシ！！です。
私がここまで出来る様になったのはジャストエースさんの製品と情報によるところが大きいです。
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やはりこの筆が本当にいいです。
おそらく絵を描く方も筆にはこだわると思うのですが、エポキシのコーティングでも差が出ると思います。
少々高くても奇麗に仕上がりますし、うすめ液で洗浄すれば何度も使えますから、結果的にはお安くなってると思います。
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そしてエポキシのレジンと硬化剤を1：1でしっかり混ぜます。
分量と混ぜる事は大切な事で、これをしっかりやらないと全てがやりなしになります。
決して秘密はミルクじゃないです。
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残ったエポキシはまた硬化状態を確かめるために新聞紙に垂らしておきました。
安倍首相に見守ってもらいましょう。
2回目のエポキシも無事塗り終わりました。
あとは最後の仕上げです。
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アルコールランプに点火です。
最初はアルコールランプなんてどこで買うの？と思いましたけど、ロッドビルディング用品でもありますし、ネットで調べると出てきます。
私はヨドバシカメラさんのネットショッピングで購入しました。
送料無料で、10パーセントポイントも付くので、私は熱帯雨林さんよりヨドバシカメラさんの方をよく利用しています。
決して電気用品だけでなく、釣り具購入できます。
私のおススメサイトですね。
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そしてコーティングした部分を一瞬だけあぶります。
これでエポキシに含まれている気泡が抜けます。
ブランクは熱に弱いので本当にコンマ何秒という世界です。
物事が変わるのは一瞬！
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そして2回目のエポキシコーティングが終了しました。
これで無事乾燥すれば、それなりの仕上がりになるのではないでしょうか。
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シングルフットもしっかり塗りました。
ガイドが取れることはないでしょう。
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トップガイドは少しマシになったでしょうか。
私の限界、にせミッキーさん、これで勘弁してください。
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そして再び24時間回転させます。
■そしてエポキシコーティングが完了
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24時間が経過しました。
状態はどうでしょうか？
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新聞紙に垂らしておいたエポキシを触るとカチカチでした。
安倍首相、守っていただいてありがとうございます。
日本も守ってください。
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エポキシの仕上がりを見ていきます。
ダブルフット部分は悪くないですね。
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シングルフットの部分も私にしてはいい方だと思います。
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上の方のエポキシもいいのではないでしょうか。
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トップガイドも出来る限りの状態にしました。
にせミッキーさん、こんなもので勘弁してください。
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そしてガイド交換が完了しました。
これでにせミッキーさんにお渡しできるのですが．．．
ちょっと余計なお世話をしましょう。
■グリップも奇麗に、あの頃を思い出してほしい
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グリップも使い込んで年季が入ってます。
EVAなのでテカリも出ていますね。
こちらも奇麗にしてお渡ししたいと思います。
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リールのスクリュー部分は外れてしまっています。
しめこむときに空回りするので、接着しておきましょう。
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ジャストエースさんおススメのクイック5で接着します。
ロッドクラフトには何かと使えるエポキシです。
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ほんの少しだけグリップの裏側に塗って接着しました。
5分経過で硬化します。
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グリップは手あかや汗などがついています。
ジャストエースさんのうすめ液で拭いて奇麗にしましょう。
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ご覧の様に汚れが落ちました。
コルクグリップだと黒ずむのでわかりやすいのですが、黒いEVAだとわかりにくいです。
でも当然コルクと一緒で汚れています。
EVAでも定期的に掃除するといいですね。
私はグリップの汚れは勲章だと思ってるので、全然やってません（笑）
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さらに仕上げていきます。
テカリを落としていきましょう。
マスキングテープでEVA以外の部分を養生しました。
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そして320番の紙やすりを用意しました。
目の細かいペーパーで表面を削っていきます。
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320番ですので、本当に表面だけが削れる感じです。
全体的にこすっていきます。
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そしてペーパーでこすり終わりました。
削って出粉を拭いていきましょう。
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キティちゃんのウエットティッシュで拭いていきます。
私はクロミが好きなので、マイメロにしようかと思ったのですが、パッケージにクロミがいなかったのキティちゃんにしました。ｌ
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EVAの細かい粉が拭き取れます。
うっすらと削る感じですね。
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新品の頃の様にとはいかないですが、テカリは無くなりました。
自分のロッドもテカっているのでやってみたくなりました。
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そしてEVAはつめやフックなどでへこんでしまう場合があります。
コルクだとコルクパテで埋めることが出来ますが、EVAではそれが出来ません。
EVAのデメリットは補修が効かない所ですね。
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でも対策はあります。
アルコールランプを点火しました。
EVAは熱を加えると膨らむ性質があります。
小さい傷だと完全に消えるし、大きな傷でも目立たなくなります。
全体を軽く一瞬だけあぶります。
物事が変わるのは一瞬！
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ほぼわからなくなりましたね。
これもEVAのメンテナンスでは使える方法です。
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そしてだいぶ奇麗になったと思います。
EVAはちょっとした手間で奇麗になりますね。
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そして養生を剥がしていきます。
これにて作業終了です。
■あの頃がよみがえり、新たなロッドとして生まれ変わった
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写真ではわかりにくいですが、テカリがなくなりました。
へこみも目立たなくなりました。
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ロッドはガイドが変わると別のロッドになります。
特に古いロッドは全く別物、このロッドは新たなロッドに生まれ変わったのです。
でも雰囲気は昔のまま、どんな使用感でしょうか。
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ブランクを装着、あの頃はこの様なデザインのロッドが多かったですね。
グリップも富士工業さんの製品であり、当時の最新トレンドだったのでしょうね。
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にせミッキーさんはアンバサダー2500Cを持っています。
兄弟ともいえる私のアンバサダー2601C IARを乗せてみましょう。
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やはりトップウォーターロッドにアンバサダーは似合いますね。
でも最新のガイドが着いたので、ロープロリールをセットするのもアリだと思います。
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うーん、やっぱり雰囲気出ますね。
カッコいいと思います。
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アンバサダーで当時の雰囲気を楽しむのもいいですし、最新のロープロリールで楽しむのもいいと思います。
ロッドの復活ですが、完全に別物ですから拘らずに使ってほしいです。
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このロッドに乗せるのは私の2601C IARではありません。
にせミッキーさんのリールを乗せて使ってもらいましょう。
正直、私の工作レベルで申し訳ないですが、これが私の限界です。
使ってもらえたら嬉しいです。
思いでのロッド、誰にでもあると思います。
復活させて使うのもいいですし、部屋に飾っておくのもいいですよね。
にせミッキーさんの様に大切に持っている事は素晴らしいと思います。
売ってもいくらにもならないならば、思い出として残しておいた方がいいかもしれませんね。
それではまた(^-^)/