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エリアトラウト クランキンググラスロッドを作ろう ガイドコーティング、そして完成!

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おはようございます(^-^)

 

釣り堀用のグラスクランキングロッドの作成、いよいよ完成が見えてきました。

巻物にはグラスというのがバス釣りではよく言われます。

 

しかし今はカーボンで何でもやってしまう傾向がありますが、グラスだからこそ獲れる魚はいると思います。

このブランクを手にして、渓流釣りにもありかなと思っています。

 

短くカットすれば、渓流にも使えますね。

グラスなので丈夫で折れる心配もないです。

 

ブランクが太く、釣り堀用のロッドとしては何とも不思議な感じがしますけど、重さがあっても得られるものが大きいはずです。

新しい世界が広がると期待しています。

 

やはりエリアトラウト用となっているブランクなので、軽いルアーも使えるスペックです。

一見、バス釣りのロッドの様ですが、ワームの釣りなどは曲げてみると無理だとわかります。

しかし大型魚にも耐えられる粘りが感じられますね。

 

■一回目のエポキシ塗り、トランキーロで薄く塗ろう

 

おなじみのフィニッシングモーターが登場しました。

まずは一回目のコーティングです。

 

どうしても奇麗に仕上げようと厚く塗ってしまいがちですが、そこはトランキーロ(焦っせんなよ)で薄く、複数回に分けて塗る事が大切です。

最近ようやくわかってきた感じですね。

 

 

今回もジャストエースさんのエポキシで塗っていきます。

注射器できっちりレジンと硬化剤を1:1の分量で混ぜます。

 

これは本当に重要、慎重にやりましょう。

注射器も使っていくと、エポキシで固まって動かなくなるので買い替えて行った方がいいです。

この注射器は2代目になり、そろそろ交換かなという感じです。

 

 

そしてしっかり混ぜることが重要、これをやらないと硬化しない場合があります。

私は2分ほど、筆の柄で混ぜています。

 

そこまでやるの?というぐらいやるのが重要ですね。

しっかり混ぜると仕上がりが軽やかになります。

いや、カチカチになります。

 

 

そしてジャストエースさんの筆で塗っていきます。

この筆が本当にいい感じですね。

 

しっかりと終わった後にうすめ液で洗浄すれば何回も使えます。

お値段しますが、結果的に経済的だと思います。

 

以前は100円ショップの筆とか使ってましたが、やはり専用のものを使う方がいいです。

毛が抜けたりしませんから、本当に安心して使えます。

 

そしてスレッドにエポキシを塗り終わりました。

本当にスレッドにしみこませるぐらいですね。

 

 

残ったエポキシは新聞紙に垂らしておいて、硬化状態を確認します。

直接スレッドに塗ったエポキシを触ると、手の油がついたりしますので、やめた方がいいですね。

 

今回は内田恭子さんに見守ってもらいました。

フリーアナウンサーとしてご活躍されていますね。

 

 

そしてアルコールランプに点火です。

これでエポキシに含まれた気泡を抜いていきます。

 

 

ブランクは熱に弱いので、本当にさっとあぶるだけです。

それで気泡は抜けますので、物事が変わるのは一瞬!じっくりあぶるとロッドが焼けてしまいます。

 

 

まずは1回目なので、これでいいでしょう。

2回目で奇麗に仕上げていきます。

 

 

ロゴの「Súper estrella(スペルエストレージャ)」、スーパスターもコーティングしました。

やはりロゴを入れるといい感じですね。

 

こちらも2回目で奇麗に仕上げていきます。

この広い面積を塗るのは結構難しいですね。

 

 

そして24時間、回転させながら乾燥させます。

 

■2回目のコーティング

 

仕事が忙しく、帰りが遅くなったので48時間も回転させていました。

完璧に固まってるでしょうね。

 

 

「Súper estrella(スペルエストレージャ)」のロゴがいい感じです。

ロッドらしくなってきました。

 

 

下塗りなので奇麗になっていなくても大丈夫です。

2回目で仕上げていきます。

 

 

内田恭子さんが見守ってくれたエポキシもしっかりと固まっていました。

ほっとする瞬間ですね。

 

 

そして2回目もジャストエースさんのエポキシを塗っていきます。

ドラえもんは私が子供の頃からの人気者、今でも人気でまさに「Súper estrella(スペルエストレージャ)」、スーパスターですね。

 

 

エポキシはしっかりと混ぜましょう。

私は筆の柄で混ぜています。

 

2分ほどしつこく混ぜています。

それぐらいしっかりとやらないと失敗する重要な工程です。

 

 

ちょっとジャストエースさんの筆が固くなったので、今回から新しいものを用意しました。

道具はちゃんとしたものじゃないとダメですね。

 

 

そしてエポキシが塗り終わりました。

残ったエポキシはまた新聞紙に垂らしておいて、硬化状態を見ます。

今回はこちらのお姉さまに見守っていただきましょう。

 

 

そしてアルコールランプに点火です。

気泡を抜いていきましょう。

 

 

何度もいいますが、本当に一瞬だけあぶってください。

ブランクは熱に弱く、破損に繋がります。

一瞬で気泡が抜ける、物事が変わるのは一瞬!

 

 

そして2回目のコーティングが完了しました。

トップガイド周りもいい感じでしょう。

 

 

ジョイント部分です。

あまり暑く塗らないのがコツですね。

 

今までは仕上げようと厚く塗りすぎていました。

すこしずつ塗っていくのがコツですね。

 

 

そして「Súper estrella(スペルエストレージャ)」のロゴもコーティングしました。

この広い面積を塗るのは難しいですね。

何とか塗れました。

 

 

そしてまた24時間回転させて乾燥させます。

完成が見えてきました。

 

 

内田恭子さんに見守っていただきましょう。

お願いいたします。

 

■そして完成、上手く行ったか?

 

そして24時間が経過しました。

フィニッシングモーター、本当に回り続けて、そのうちモーターが壊れる様な気がします(笑)

 

 

お姉さまたちが見守ってくれたエポキシを触るとカチカチに固まっていました。

今回もコーティング成功の様です。

 

 

「Súper estrella(スペルエストレージャ)」のロゴもコーティング出来ました。

ロゴ入れはやはりやった方がいいですね。

 

 

ダブルフット部分です。

あまり厚く塗らない事を意識してやったので、あまりこんもりせずに出来たと思います。

 

 

シングルフット部分も奇麗に出来たのではないでしょうか。

スレッドの幅をあまり広くしない様にして、重量が重くならない様に気を付けました。

 

 

そしてトップガイドまわりです。

2番目のガイドはちょっと塗りすぎたかもしれません。

 

いつもトップガイドは失敗するのですが、やはり薄く塗る事を意識したので良かったと思います。

ひょうたんみたいになるんですよね。

 

 

内田恭子さんに見守って頂いたので、無事完成しました。

ありがとうございます。

 

■そして完成、エリアトラウト、グラスクランキングロッドの完成

 

そして完成、ロッドが使える状態になりました。

やはりグラスなのでブランクが太く、トラウトロッドとしては異質な感じがします。

 

しかしグラス素材が釣り堀でのクランキングに新しい世界を見せてくれると思います。

一見バス釣りのロッドで、ワームの釣りでもやりそうな感じに見えます。

 

 

リールをセットします。

使用を想定している、ダイワさんのスティーズCTをセットしました。

 

このリールはハイギアなので、使ってみてあわない様ならば、シマノさんのアルデバランなどローギアのリールも試していきたいです。

とりあえずナイロンラインでやってみようかと思いますが、PEラインにフロロカーボンリーダーなども試していきます。

 

 

コルクグリップの養生を剥がしました。

バットエンドのグリップはエポキシがしみてしまっています。

 

ペーパーを当てて落としていきましょう。

よくロッドのグリップに貼ってある養生を剥がさずに使っている方がいますが、メリットは何もないし、滑るだけなので剥がしましょうl

 

売る事を前提にロッドは使わないですよね。

養生は剥がして使う、そうじゃないとロッドが使いにくいだけです。

 

 

バランスよく出来たグリップ周りかなと思います。

セパレートグリップが私の特徴になりつつありますね。

 

以前はセパレートグリップのデザインが好きではなかったです。

ストレートの方が好みでした。

 

でも最近はセパレートグリップが好きになり、作っているロッド全てがセパレートグリップになっています。

パーツ代もセパレートグリップの方がお安く済みます。

シェイプドグリップのコルクなんて、びっくりするお値段ですからね。

 

 

リースの先に「Súper estrella(スペルエストレージャ)」のロゴがあるやっぱりカッコいいです。

スペイン語ですが、日本語というか英語になりますが、「スーパースター」という意味です。

 

大活躍して、釣り堀のスーパースターになってほしいですね。

意外とないエリアトラウトのグラスロッド、巻きの釣りですから粘りが期待できます。

 

 

フォーグリップレスのデザインが完全にマイブームになっています。

今のロッドはこんな感じのデザインが多いいですよね。

 

 

ラインを通して曲げてみました。

やはり粘りのある曲がりで、カーボンロッドとは全然違いますね。

 

大型魚にも耐えられるパワーだと思います。

それに丈夫で、折れる心配がほぼ無いのがとてもいいです。

 

 

スパイラルセッティングのひねりの部分もブランクに干渉せず、奇麗にラインがひねられています。

やはり柔らかいエリアトラウトのロッドにはスパイラルガイドセッティングが私はいいと思います。

 

バス釣りでもベイトフィネスのロッドが多くなっています。

かなり柔らかめのロッドも多いので、スパイラルガイドセッティングもアリじゃないかと思います。

 

 

センターカットツーピースのエリアトラウト グラスクランキングロッドの完成です。

「Súper estrella(スペルエストレージャ)」、スーパスターとして活躍してほしいです。

 

これも私なりのこだわりのロッドとなりました。

あとは釣り場で検証ですね。

 

エリアトラウト用のロッド、これでほぼカバーできるラインナップになったと思います。

あえて言えば、ミノー用のロッドがあるといいでしょうか。

 

まずは作ったロッドでシーズンを迎える釣り堀の釣りを楽しんでいきたいと思います。

クローズしていた管理釣り場も続々オープン予定です。

 

楽しみ方はそれぞれです。

私は自作ロッドでの一匹を楽しんでいこうと思います。

 

それではまた(^-^)/


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