こんにちは。
今日こそは例のリールをご紹介します。
ダイワさんがリリースした究極のベイトフィネスリールの「T3 AIR 6.8L-TW」です。
買う時は本当に悩みました。
ご紹介したリールがたくさんあるし、T3 AIRは完全に用途がかぶっています。
T3 AIRは結構な金額です。
当然触った事も無く、どれほどのものなのか、今持っているリールと大して変わらないんじゃないか?
でも...
やっぱり使ってみないと分からない(#⌒∇⌒#)ゞ
値引率も低く、決断できずに何度かお店にいってはスルーしていました。
しかしその頃は仕事が忙しくて、釣具屋が開いている時間には帰る事が出来ず、ストレスが溜まりまくっていましたヽ(`Д´)ノ
決意しました。
早く帰れる日は釣具屋によって、T3 AIR買って、ストレス発散だ(●´ω`●)ゞ
そして釣具屋が開いている時間に帰る事が出来る日がやってきました。
よーし買うぞ(`∀´)
渋谷のJ屋さんへ行ってみました。
あ、左巻きがないヽ(;´Д`)ノ
自分のリールはすべて左巻きです。
右巻きは残っていたのですが、これでは買う事が出来ません。
その日は諦めました...
自分には縁のないリールなのか...
そんな事も考えていました。
J屋さんポイント4倍デーの日、早く帰る事が出来ました。
その日も渋谷のJ屋さんには左巻きはありませんでした。
今は品薄なのかな...
でも、池袋のJ屋さんにも寄ってみました。
左巻き、あるじゃん( ̄□ ̄;)!!
でもなかなか決断がつきません...
ポイントもT3 AIRは2倍と例外の様でした。
結構な金額だし...
でも
今買わないと、いつ買えるか分からないな、
買っちゃおう(*⌒∇⌒*)
というわけで購入に至りました。
決して衝動買いではなく、悩んで悩んだ結果買ったんですからね(^_^;)
私が買ったのは6.8ギアの左巻きです。
巻いて使いますので、8.6ギアはハイギア過ぎると感じていました。
まあ、8.6ギアはその時はありませんでしたけど...
正直、もっとローギアでもいいと思っております。
あ、今は8.6ギアも渋谷のJ屋さんにありましたので、狙っている方はチャンスですよ。
8.6ギアの左巻きは一番人気でしょう。
このリールの改造点は
特にありません┐( ̄ヘ ̄)┌
いじるところが無いぐらい、すごい装備となっております。
各部分を見た、私の見解を書いて行きたいと思います。
あくまでも私の見解なので、軽い気持ちで見てくださいね(^_^;)
まずはハンドル周りです。
ザイオン製のスタードラグとハンドルノブがついています。
当然、クランクハンドルですが、カーボン製ではないです。
カーボンハンドルは強度を出す為にある程度厚く作らないといけないのだと思います。
そのため、軽量化には通常のアルミ製ハンドルで肉抜きの方がいいのかもしれません。
ハンドルノブは軸が直接触れて、感度をアップさせています。
軽量化のためというよりは、感度アップと滑らないようにという為に穴を開けたのかなと思いました。
ザイオンが丸々だと滑りそうな気がします。
でもこのデザインは好みが分かれそうですね(^_^;)
Tウイングシステムと言われる、レベルワインダー周りです。
通称、パカパカです。
私は他のリールにはない、最大の魅力だと思っております。
他の記事にも書いたような気がしますが、レベルワインダーでのライン抵抗は非常に大きいと思います。
ザ・フィッシングで通常のT3が出た時に、なんて画期的なシステムなんだろうΣ(~∀~||;)
と感動しました。
なんとかレベルワインダー周りの抵抗を減らせないものかと色々と考えていた時でした。
正直キャスティング時は、
レベルワインダーなしが一番いい(^o^;)
と思いますが、平行に巻かないとトラブル続出でしょうから、そういうわけにはいきませんね。
KTFの協力のもと、生まれたリールであり、KTFのリールにもT3 AIRの技術が使われていますね。
最近のKTFアルファスには同じスプール、ベアリングも搭載されていますが、このパカパカだけはアルファスに搭載する事は出来ません。
他のリールにはない、最大のメリットはこれだと思います。
KTF T3とか出るのではないか?なんて思いましたが、よく考えてみれば、
それってT3 AIRだ( ̄ー ̄;
と気がつきました。
ダイワさんはこのシステムをもっと展開していくつもりはないのでしょうか。
もったいない気がします。
T3がベースなので、若干ボディが大きいです。
やはりピクシー、アルデバランクラスのボディに、T3のシステムを搭載したリールを発売してほしいです。
プレッソベイトAIRとか:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ピクシーAIRでもいいな(≧▽≦)
こんな事想像すると興奮します(*⌒∇⌒*)
今年のフィッシングショーでもT3 AIRで興奮したので、来年のフィッシングショーもダイワさんには期待です。
もう一つの魅力はこのマグフォース3Dという3つのブレーキモードです。
通常のダイヤル調整の範囲だけでなく、もっとブレーキを強くしたい、弱くしてもっと軽いルアーをキャストしたいという望みもかなえてくれるシステムです。
オールラウンドモードは安定して使えます。
MAXブレーキモードは強風時でもトラブルなく使えます。
そしてAIRモードは相当軽いルアーもキャスト出来るし、伸びが気持ちいいです。
今までのダイワリールはブレーキチューンが基本的に出来ませんでしたが、この3つのブレーキモードを搭載した事により、リールを変えなくてもあらゆる状況に対応出来る様になったと思います。
これも素晴らしいと私は思っております。
そしてスプール、徹底的な軽量化がされています。
「G1ジュラルミン」なる新しい素材まで開発をして、軽量化をしつつ、強度を保っています。
マグブレーキのベイトフィネスリールでは固定マグが常識となりつつありますが、このスプールはローターが可動式になっています。
TD-Zやアルファスなどのノーマルスプールについている可動ローターはかなりの力を入れないと動きませんが、このT3 AIRのスプールは軽く引っ張るだけでも動きます。
まさに軽量ルアー用に開発されたという印象でした。
これならば軽いルアーのキャストでも伸びのある、適当なブレーキ力が掛かると思います。
キャスティング、ピッチングどちらとも同じブレーキセッティングでキャストが出来ると説明がありますが、実際にみて納得できました。
軸受けベアリングはマイクロボールベアリングが入っています。
これも非常に効果的であると私は思います。
立ち上がりがよく、小さな力でも初期の回転がいいと思います。
ヘッジホッグスタジオさんのAIRベアリングはダイワさんとのパテント戦争で発売中止となってしまいましたが、独自のパテント取得?でまた発売されていますね。
普通のベアリングよりも高いですが、効果はあるのではないかと思います。
この効果はT3 AIR以外のリールでも体感できそうですね。
T3のスプール系は34φですが、AIRについているスプールは32φです。
当然普通には付くはずはないですが、ZPIさんのフィネスリングの様なもので小径スプールを取り付けています。
軽量ルアーキャストにはやはり32φぐらいが丁度いいと思います。
釣りビジョンの番組で、T3 AIRの開発密着番組をやっていましたが、最初は34φでの開発だったみたいですね。
でもより突き詰めていった結果、32φになったようです。
フィネスリングの様なもので無理やりスプールをつけずに、そのまま付くコンパクトなリール、つまり
プレッソベイトAIRまたはピクシーAIRをお待ちしています(≧▽≦)
例によって、このリールもあまり使っておりません...
ちょっとしか投げていませんが、やっぱり別次元のリールという印象です。
ピッチングは低弾道で気持ちよく飛んで行きます。
フルキャストもよく飛ぶと思います。
3つのブレーキモードも風などの状況変化、ウエイトや空気抵抗の違いによる変更も簡単に出来ます。
値段はそれなりにしますが、リールを買って、スプール買って、ハンドル買って...とやっていれば、このリールぐらいの金額は行ってしまいます。
自分でチューニングする楽しみがないというのはありますが...
どんなにチューニングしてもTウイングシステムは搭載できません。
なので、自分の見解としては、
決して高いリールではなく、どんなリールもチューニング不可能な機能もある別次元の軽量ルアーがキャスト出来るリールであり、大満足なリールです('-^*)/
長々失礼しました。
ホームページとか見れば書いてある事ばかりですが、買えば満足できるリールだと思います。
それではまた。