おはようございます。
■悲しい事が...
先日、釣り仲間のイクトさん が川で釣行中に水死体を発見されたそうです。
バスアングラーの方ではなかったようですが、どの様な経緯で落水されたのかは不明です。
免許書をお持ちだった様で、身元は判明しているようです。
詳しくはイクトさん のブログをご覧ください。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。
イクトさん をはじめ、現場にいらした方は通報等、ご苦労様でした。
岸釣りバスアングラーの行動が早期発見に繋がったと思います。
■水辺で楽しむ以上、やらなければならないと思います
私はブログでも宣言をしましたが、釣りをする時は必ずライフジャケットを着用する様にしています。
ボートでの釣り、フローターでの釣りはもちろん、バスの岸釣り、トラウトの管理釣り場でも着用しています。
水辺で釣りを楽しむ以上、常に落水の危険が伴うと考えているからです。
■本当に大丈夫?
ボートやフローターではほとんどの方がライフジャケットを着用されています。
※着用しないなんて怖くて出来ません、ありえません。
残念ながら岸釣りで着用している所を私は自分以外に見た事がありません。
釣り番組のテロップで「ライフジャケットを着用しましょう」と出ますが、あまり効果が無いのかなと感じます。
岸からだから安全と考えてしまいがちです。
本当に大丈夫でしょうか?
・浅いから大丈夫
今の釣り場はコンクリート護岸されている場所が多いです。
水中はかなり滑る事が予想され、浅くても溺れる可能性があります。
それに急な深みがあるかもしれません。
・泳ぎが得意
洋服を着た状態で泳ぐのは相当難しいそうです。
オリンピック選手でも普段と違う状況に戸惑うかもしれません。
それに私は苦手です。
・流れも弱いし
意外とカレントはあります。
特に川は要注意だと思います。
流れの中で泳ぐのは魚じゃないのでかなりきついと思います。
・自分は冷静に判断出来るから
落水したら間違いなくパニックになると思います。
足が着く場所でも溺れてしまうのではないでしょうか。
・落水しないから
だれも落水しようと思って釣りをしている訳ではありません。
足を滑らせたり、他の人とぶつかったりしてアクシデントで落水するのです。
私も落水するつもりはありませんが、その様なアクシデントに備えてライフジャケットを着用しています。
■命の値段はライフジャケットより安いですか?
岸釣りでライフジャケット着用がされていないのは、ライフジャケット自体に問題があるからだと思います。
様々な問題があると思いますが、ウエストバッグタイプのライフジャケットは意外と問題をクリアできます。
ちなみに私が使っているのはこちらのライフジャケットです。
かなり年季がはいってきました。
・暑い
ウエストバッグタイプならば腰に巻くだけ。
暑くありません。
・邪魔
ウエストバッグタイプならば腰に巻くだけ。
それほど邪魔ではないです。
・値段が高い
これが一番のネックだと思います。
私もこれがあったので、なかなか踏み切れませんでした。
しかし探すと安いものがあります。
私の使っているものは楽天さんで購入しました。
送料無料で税込み4,400円です。
自動膨張式で、かなりお安いと思います。
釣具屋さんで買い物をすると、すぐにそれぐらいいきますよね。
ルアーやロッド、リールを買う前に買ったほうがいいと私は思います。
それにプライヤーやハサミをぶら下げられるので便利です。
ライフジャケットを付け忘れると釣りにならないので必ず着用します。
こちら のサイトをご覧ください。
4,400円で、いざという時に命を守れます。
高くは無いと思いますよ。
■こんな人は買わない
何度かブログの記事にライフジャケットについて書きましたが、こんな方は購入まで行かずにいると思います。
・購入を検討します。
・装着する事を考えないとだめですね。
・お店で見てみます。
結局、購入せずに来てしまっている印象です。
思い切ってポチる事を願います。
■安いものには理由がある
お金に余裕がある方は、ダイワさんやシマノさんなどのライフジャケットを購入する事をオススメします。
やはりモノはいいですね。
しかし安くても膨らまないなんて事はありません。
マジックテープでチューブ部分を格納されていますが、マジックテープがちょっと弱いです。
気が付くとボンベやチューブ部分が出ちゃってる時がありました。
今は100円ショップのクリップを買って、とめています。
膨らむ勢いでクリップは吹っ飛ぶので問題ないと思います。
■人は一人では生きていけない
人は絶対に一人で生きている事はありません。
家族や友人、同僚など多くの方がいて、協力を得ているから自分が生きていけます。
それは相手も同じことです。
ある日突然、自分が死んだらどうなるだろう?と考えてみてください。
家族や友人は悲しむでしょう。
残された家族や会社の同僚に迷惑をかけてしまいます。
自分にしか出来ない事もあるのではないでしょうか。
何の引継ぎもなく、突然いなくなったら大変な事です。
ライフジャケットさえ付けていれば、最悪の事態は間逃れられると思います。
■危険な場所になってしまう
釣り場で落水して亡くなったら、その場所は危険な場所として認識されてしまいます。
今回はアングラーさんではなさそうなので大丈夫かと思いますが、釣り人が落水死したらそこは「危険な場所」として認識されてしまいます。
最悪、釣り人が立ち入らない様に有刺鉄線がはられたりすると思います。
亡くなる事により、釣り場が減ってしまう事に繋がります。
私は子供や孫の代まで釣りを楽しめる世の中であってほしいと願います。
釣り場を減らさない為にも自分で守る事をやっていかなくてはいけないと思います。
■死んでからでは遅い!
幸い、私のライフジャケットは一度も膨らんだ事がありません。
このまま一生膨らまずに済むかもしれません。
そうあってほしいと思います。
しかしいつ自分が今回の様に落水するか分りません。
落ちてからでは遅いのです。
死んでから気が付いても遅い!!
水辺で楽しむ以上、考えてほしい!!
自分一人の世の中ではありません。
私たちは魚の様に水中を自由に泳ぐ事は困難です。
少しでもライフジャケット着用が岸釣りでも広まる事を願います。
釣り仲間が実際に遭遇した現状で改めて感じました。
釣り人の意識は高くなれば、釣りのイメージも上がるでしょう。
落水、ほとんど無いケースかもしれませんが、ゼロではありません。
いざと言う時の為に備えてほしいと思います。
もし自分の子供に岸から釣りをさせる場合、ライフジャケットを着用させるのではないでしょうか?
親は着用しない?おかしなことだと思います。
洋服を着た状態で落水する事は本当に危険だと思います。
偉そうに言って申し訳ございません。
でも考えてほしい事です。
それではまた。