おはようございます(^-^)
先日のフィッシングショーでは多くのセミナーを聞きました。
その中で興味深かったセミナーがあります。
一番最初に聞いたムカイさんのセミナーでした。
永井浩明さんが説明してくれた「音」についてでした。
■結果的に「音」による差が出ている
Image may be NSFW.
Clik here to view.
トラウトの世界は無音が一番だと思い込んでいる人が多いと思います。
私もその1人でした。
管理釣り場で釣っている方のルアーをチェックしたそうです。
釣っている方は振ると「音」がする、釣っていない人は「音」がしない。
永井さんは「音」の違いが釣果に出ていると気が付いたそうです。
「色」「動き」などを考えてローテーションしていますが、「音」も大切な要素である事がわかったそうです。
トラウトは無音という考え方が変わった瞬間だったのでしょうね。
バスフィッシングだと音は結構気にしますが、トラウトだとあまり気にしないのが正直な所だと思います。
■バスフィッシングは「音」の要素は気にする
Image may be NSFW.
Clik here to view.
バスフィッシングのプラグには様々なラトルが入っています。
特に昔のプラグはジャラジャラ音がするのが普通だったと思います。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
持っているプラグを振ってみました。
下のグリフォンはジャラジャラ音がします。
対して上のブリッツは音がしません。
最近はサイレントタイプのクランクベイトが非常に多くなっていますよね。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
私はひねくれものでしょうか、昔から音を嫌っていました。
音で逃げると思い、サイレンとタイプのプラグをよく使っていました。
このTN50、TDバイブレーションはサイレンとタイプです。
音は時期によって効果が変わると思います。
サイレントタイプはスポーニングが終わった後に効果的であると思います。
逆にスポーニング時期、ゴールデンウィーク直前の大潮でジャラジャラに強烈に反応する事も経験しています。
なので時期により私はラトルの有無を使い分けていました。
スポーニング前はとにかくうるさいものを選んで使います。
■6月ごろはやはりサイレント
Image may be NSFW.
Clik here to view.
今だから公開しますが、私はこのルアーで沢山のバスを過去に釣っています。
ラッキークラフトさんのベビーバイブレーションです。
こちらは大きい50サイズの音の出るタイプです。
これも悪くない。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
でも本当に釣れたのは小さい40タイプの赤目、そうサイレントタイプです。
6月7月頃にこれを遠投して、ゆっくり巻いてくると本当に良く釣れました。
20年以上前の北浦で一日中これを巻いて、沢山のバスを釣りました。
今でも効くとおもうのですが、マイブームが終わって使わなくなりました。
この経験から、私はあまりラトルインタイプのルアーが好きではなくなりました。
基本はサイレント、スポーニング前はジャラジャラと考えていました。
スポーニング以降はラトルは不要と考えるようになりました。
しかし永井さんのお話を聞いて、もう少し考えてやれば私の釣りも変わっていたと思いました。
伝説的な話ですが、昔のTDバイブレーションサイレントのウエイトが外れてコトコト音が鳴るようになり、強烈に釣れるルアーになった話は有名です。
ウエイトのコトコト音が効く状況もあり、音も様々なものを用意したほうがいいかもしれません。
メーカーさんも様々なタイプを出していますよね。
■ワームの釣りにも音の要素を
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ワームの釣りにも音の要素がありますよね。
テキサスリグではバレットシンカーとフックの間にガラスビーズを入れます。
結び目の保護もありますが、シェイクすると音がしますよね。
効果はあると思います。
ワームのアピールに音を入れることは効果があるのではないでしょうか。
絞り込んでナチュラルにアプローチする事も重要だと思いますが、魚が少なくなった現在は音でアピールしてバスに気が付かせる事も有効なのかもしれませんね。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ワームのラトラーもあります。
カチカチ音がします。
ワームに差し込んで使いますが、ちょっと音がするだけでも反応が変わるのではないでしょうか。
正直あまり使った事はないのですが、意識して使ってみると面白い結果が出るかもしれません。
今はあまりお店に売っていないですね。
超高反応だったら私が買い占めます(笑)
■トラウトの釣りも視点を変えると釣果が伸びるかもしれない
Image may be NSFW.
Clik here to view.
私がエリアトラウトでよく使うプラグです。
バービーママとトレモです。
両方とも音がしません。
これが普通だと思っていました。
しかし永井さんのお話を聞いて、音で反応を見て、ローテーションすることも必要だと感じました。
ムカイさんのルアーには様々なタイプのルアーがあり、ローテーションが可能です。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
こちらはフィッシングショーで買ったZANMUです。
グラスサウンドモデルとなっており、振るとジャラジャラ甲高い音がします。
かなりのハイアピールですね。
遠くのトラウトも気が付いて寄って来る場合もあるかと思います。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
こちらはじゃんけん大会で勝って頂いたシンキングタイプのZANMUです。
振るとウエイトの音がコトコトなります。
仮に同じレンジを引いてきた場合、サイレント、ジャラジャラ、コトコトと反応が違うと思います。
永井さんはその日の反応する音を探す事を説明してくれました。
私の引き出しにはない反応の見方で、バスでは音を気にしているのに何故エリアトラウトでは気にしなかったのかと思いました。
永井さんの研究でうまれた様々なルアーには理由があります。
■様々な音を使い分けよう
Image may be NSFW.
Clik here to view.
フィッシングショーで頂いたムカイさんのカタログです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ムカイさんのルアーには様々なサウンドのタイプがあります。
魚の反応を見て、ルアーをローテーションして行く事が釣果を伸ばす秘訣と言われていました。
やはり色々なタイプを持って、その時に反応がいいタイプの音を軸にカラーをチェンジしたり動きを変えたりして、ヒットに持ち込む事が出来そうな気がします。
バスはもちろん、トラウトにも音は重要な要素、プラグの釣りが変わってくると思います。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
カタログにはムカイさんのルアーをサウンド別に表にして書かれています。
タックルボックスのルアーを音別に仕分けしておくのもいいかもしれませんね。
しかしムカイさんには同じルアーに様々なタイプのルアーが用意されています。
その日の状況は常に違うので、マッチさせるには沢山のルアーが必要ですね。
朝霞ガーデンさんで凄い釣果を出す、私の尊敬するあいさんも音について記事を書かれており、参考になりました。
更にあいさんが意識してやると、更にすごい釣果を出しそうですね。
是非、あいさんの記事もご覧ください。
■私は音を聞いているわけではないと思います
ここまで音の違いで釣果に差が出ると書きましたが、音の違いは人がわかる事であり、魚は音を聞いて反応しているとは私は思っていません。
ラトルやウエイトがボディやラトルがお互いにぶつかり、水に動きが出て肴が感じるのだと思います。
村上晴彦さんがよく言う、水流波がラトルやウエイトで起こって、魚にアピールするのだと思います。
ラトルの素材や数によってその波動も変わるのだと思います。
魚は本当に微妙な違いで反応が変わります。
それを見つけるのが面白い。
釣りは奥が深いですね。
改めて音という要素を意識しなくてはと感じた永井さんのセミナーでした。
それではまた(^-^)/