おはようございます(^-^)
私は釣り堀で使っているランディングネットはロデオクラフトさんの製品です。
買う時に決めた理由は軽いからでした。
ラバーネットはどうしても重いので、そこが気になっていましたが、ロデオクラフトさんのネットは明らかに軽かったです。
購入して使ってみて分かったのは、ネットが浅いから軽いという事です。
このネットは完全にトーナメント仕様、一瞬ネットに入ればキャッチとなるエリアトラウトトーナメントでは深い網は必要ありません。
しかしトーナメントとは完全に無縁の私にはこの仕様はあっていませんでした。
40センチぐらいの魚が入り、暴れるとネットから飛び出してしまいます。
写真も撮る事が出来ません。
そして使っているうちにネットが切れてしまいました。
ラバーですからどうしても劣化しますね。
そして現在の深いものに交換しました。
大型魚もすくえるネットとなり、私の大切なアイテムになっています。
しかしこのランディングネット、また修理が必要になりました。
買い替えも考えましたが、それなりにお値段しますので自分で直す事にしました。
■なくても使えるが、やはり使いにくいので修理する
こちらが私の使っているロデオクラフトさんのランディングネットです。
私がブログを開始したころに購入したネット、痛んできても当然ですね。
ご覧の様にグリップ部分が壊れてしまいました。
アルミ部分もかけていますが、これは元から?それとも地面に置いて欠けたのか?わからないですね。
元々はEVAのグリップがフタになっており、エンド部分は見えなくなっていました。
別に見ていても使用に問題はないですが、やはりカッコ良くないですね。
ロッドの感度をあげようとエンドにフタをしないのに、ランディングネットはフタをすることに拘る自分が不思議です(笑)
愛着もあるので、グリップを修理する事にしました。
このEVAのグリップ、簡単に抜けてしまいます。
これも困っていますので、なんとかしましょう。
最初はグリップを取っ払って、アルミ部分を握って使おうかとも考えました。
しかし実際に握ってみると細くて握りにくいです。
やはりEVAのグリップは使う事にしました。
■さあ、直していこう
欠けてしまったEVAのグリップ、カットしてまっすぐにします。
EVAは回転させながらカッターを入れていくと切れにカット出来ます。
これで短くなりましたが、EVAが奇麗になり、まっすぐになりました。
断面は紙やすりで整えます。
そして元とは逆に差し込みました。
この方が奇麗に納まる感じなので、これでいきます。
EVAが抜けてしまいますが、全く抜ける必要はありません。
むしろ使っている時に抜けてきて、トランキーロ(焦っせんなよ)じゃいられなくなる場合が多いので、クイック5を使って接着しました。
そしてこのままではエンドの穴は丸見えなので、フタをしたいと考えました。
ホームセンターで椅子の脚を買ってきました。
これをはめて穴をふさぎましょう。
しかしこのままだとちょっと緩いです。
調整をしていきましょう。
このEVA、使い込んでだいぶテカリも出ています。
奇麗に復活させるためにラバーグリップを用意しました。
本来、ロッド用ですが、ランディングネットにも使えるでしょう。
これは滑りにくくて意外と使えるアイテムですよね。
このラバーをカットしてEVAにかぶせます。
更にゴムの脚がぴったり差し込めるように太さも調整します。
少しだけカットしてエンド部分にラバーを装着しました。
これでもう一枚かぶせればちょうど良さそうです。
この穴も見えなくなり、いい感じになると思います。
やはり塞いだ方がいいですね。
そして全体をラバーで覆っていきます。
このラバーは熱を加える縮む様になっています。
説明書ではガスコンロで温めてやる様に書かれていましたが、我が家はオール電化なのでガスコンロがありません。
なのでドライヤーで温めました。
これでも十分、問題ありません。
EVAにラバーがフィットしました。
さりげない模様が意外といい感じなんですよね。
そして余分なラバーをカットしました。
椅子の脚をはめてみると、ちょっときついぐらい理想的な太さになりました。
これならば外れることもありません。
■これにて復活、しかし思わぬ事態も発生
これにてランディングネットのグリップ部分が復活しました。
外れたり欠けてしまったりして、ちょっとストレスでしたが、これで気持ちよく安心して使う事が出来ます。
しかしアクシデントが発生。
ダイワさんのプレッソロッドスタンドにネットを差し込んで持ち歩きが出来たのですが、椅子の脚が太すぎて入らなくなってしまいました。
まあネットは手で持っていくか、エンド部分をまた改良するか考えます。
とりあえずこれで使ってみます。
ちょっと握る部分が短くなりましたが、奇麗に補修できたのではないでしょうか。
バス釣りのランディングネットもボートの方はこのタイプが多いと思います。
おそらくグリップ部分がEVAのものが多いと思うので、修理する場合はご参考になれば嬉しいです。
バス釣りの岸釣りではトリックスターのランディングネットを使っていますが、あれも痛んでくると思うので、その時は修理しましょう。
■いや、もう少し手をくわえよう
これで完了と思ったのですが、ふと頭をよぎりました。
意外とランディングネットは写真の様にグリップを握らずに使っていることが多いです。
取り込んだ後はこの辺りを必ず持つし、ランディング時にもこの辺を持ってしまう事が多いです。
ランディングネットは究極の先重り、グリップ部分をもつと長くなってランディングに有利ですが、もの凄く重く感じます。
この部分にも伸縮ラバーを取り付ける事を考えました。
どうせ余ってますしね。
まずはネット部分を外します。
私、ここが外れるのを知ったのは意外と最近(笑)、以前に朝霞ガーデンではなはなさんのを見て、え、ここ外れるの!って衝撃を受けました。
私は車なので、そのまま突っ込んで持っていってました。
電車などで持っていく場合は外したり、手元にネット部分を持って来るとコンパクトに持ち歩けますね。
ロデオクラフトさんのステッカーは面倒くさいのでそのままでかぶせます。
もう半分剥がれているし(笑)
そして伸縮ラバーをかぶせます。
熱を加えると、縮むので、ドライヤーで温めてフィットさせます。
説明書ではガスコンロでやる様に書かれていますが、我が家はオール電化なのでガスコンロがないです。
なのでドライヤーでやります。
この伸縮ラバー、説明書では最大で50パーセント縮むとかいてありますが、柄の部分の太さまで縮みません。
フィットしないので、ラバーもずれてしまいます。
これだと使えませんね。
もう接着しちゃえといつもの様にクイック5を出してきました。
基本的に剥がす予定はないので接着してかまわないです。
2液を1:1で混ぜると硬化が始まります。
名前の通り、5分で硬化するので、素早い作業が必要です。
しかしラバーが縮みきってないので、物理的に貼り付けることが出来ません。
どうしようかと悩んでいる時に説明書を読むと、120度を超える熱を加えると、完全に縮みますと書かれています。
ドライヤーの熱では低すぎるのです。
やっぱり火であぶるしかないです。
私にはこれがありました。
アルコールランプで熱を加えていく事にしました。
ラバーを焦がさない様に回しながら熱を加えていきます。
すると、ドライヤーでは縮まなかったラバーがしっかりと縮んでいきました。
そして理想通りに柄にフィットしました。
結構、柄に対して太いラバーだったので、しっかりと熱を加える必要があったようですね。
企画倒れにならずに良かったです。
エポキシも塗っていますので、ずれることもないでしょう。
実際に持ってみると、直に握った時よりも確実に持ちやすいです。
これ、意外と使えるチューニングかもしれませんね。
ロッドスタンドにセットしたときに固定するためについていた、プレッソのロッドベルト、もうロッドスタンドにささりませんので意味がないですが巻いてみました。
置いた時のずれ止めぐらいにはなるかもしれません。
■ようやく完成、ランディング時のミスが減るでしょうか?
これで完成です。
見た目も奇麗になり、まだまだ現役で頑張ってもらいましょう。
私はランディングが下手で、よく手元でばらします。
物理的に手元まで寄せたときはフックが外れやすいですが、このネットを使い、キャッチ率を上げていきたいですね。
私の釣りでランディングネットは必需品となっています。
ロッド、リール、ルアー、ワーム、ラインなどと同じぐらい大切であり、忘れると正直精神的にダメになって釣りになりません。
それぐらい無いと困るものですね。
バス釣り、釣り堀、渓流釣り、全ての釣りでラインディングネットを持ち歩いています。
キャッチ率も格段に上がるランディングネットはどんなスタイルの釣りでもスタンダードになりつつありますね。
私のロデオクラフトさんのランディングネットはまだまだ活躍してもらいます。
修理で復活して、私の釣りをサポートしてくれるでしょう。
それではまた(^-^)/